Gourmet

SNSでやたら見る“冷凍の宅配弁当”で「口の中がバグった」ワケ。和食と中華で全然ちがう

CoCo壱番屋とのコラボでは“カリフラワー米”を使用

 最後は「CoCo壱番屋ハンバーグチーズのビーフカレー」。カレーライスという、食欲をしっかりと満たしてくれるメニューのクオリティをしっかりレポートしたい。
ココイチ1

CoCo壱番屋ハンバーグチーズのビーフカレー

 まずルーが半分でなく全体にかかっているため、カレーライスというよりはカレーリゾットという雰囲気。 
ココイチ2

カロリー255kcal、たんぱく質12g、糖質21g、炭水化物25.4g、脂質12.1g、食物繊維4.4g、塩分2.5g

 また、糖質を抑えるためなのか、ご飯の中には四角に刻まれたカリフラワーが混ざっている。面白いアイデアではあるが、“カリフラワー米”の食感はポリポリしており、噛んでいるとどことなく違和感を覚えた。  ルーはココイチとのコラボメニューだけあって美味しく、チーズとの相性もいい。ただ、ハンバーグは「チリハンバーグステーキ」同様、アッサリとした仕上がり。それでも、今回の4品の中では一番満腹感を得られるメニューだった
ココイチ3

“カリフラワー米”が使用されている

 副菜の「ブロッコリーガーリック」はブロッコリー特有の苦みが無くて野菜嫌いのお子さんでも食べられそう。「ほうれん草ソテー」はしっかり味がついており、なぜか給食で食べたほうれん草のソテーを思い出した。「キャベツえのきサラダ」はえのきだけの味はよくわからなかったが、シャキシャキした甘味のあるキャベツは美味しかった。

満腹感はそこまでないが、空腹に苦しむこともない

 4品すべてに言えるが満腹感はそこまでない。ただ、1日3回の食事のうち1~2回なら空腹に苦しむことはない。また、味については先述した通り、基本的には薄味なため、和食であれば味に不満を持つことは少ないのではないか。言い換えれば、中華のように本来味が濃く、油を多く使用する料理では物足りなさを覚えるかもしれない。  「6食プラン(税込4190円)」をオーダーして、初回割引やら配送料やらいろいろ足し引きがあり、なんやかんやで合計は3627円だった。一食当たり約600円である。これが高いか安いかは人によるが、たまに食べる分には悪くないように思う。 <写真・文/望月悠木> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ