「たしかに世の中には自分の話ばっかりする人もいて、そういう方はモテないんですけど、舞さんがそういうタイプではないでしょう。
一問一答形式は、質問ぜめというかもはや面接なんですよ。聞き上手とは言いません。
繰り返すけど、相手の回答をまったく深掘りしないと、興味を持っているように感じられないの。深掘りできるかどうかという基準で考えると、舞さんもペットを飼っていないし東京でペットを飼ってる方は少ないから『ペット飼ったことありますか?』という質問をしても、話を広げるのが難しそうじゃない?」

「そうですね。そう言われればペットを飼っている人に会いませんでした」
どうやらデートのマニュアルを読んで、その通りに質問だけしているようでした。
「好きな食べ物は何ですかって、何のために聞くと思う?」
「相手を知るためです」
「それはそうなんだけど、2回目デートってまだお互いを知らないしお食事デートが多いんですよ。
お食事するとしたらどこのお店がいいか調べるし、お相手の好きな食べ物とか食べられないものとか、出かけやすいエリアとか、そういった情報は必要じゃない?」
「そうですね」
「その布石(ふせき)なんです。好きな食べ物を聞かれて『何でも好き』って答える女性と『焼き肉が好き』って答える女性とどっちが食事に誘いやすいと思いますか?」
「焼き肉です。あ~、好き嫌いあると印象悪いかなと思って、何でも好きって答えてました。本当に何でも食べられるんですけど、それでも何か言った方がいいんでしょうか?」
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