でも詳しく聞けば、舞さんは桜や紫陽花(あじさい)など季節の花が咲けば見に行くようですし、出かけるならばその付近の話題の飲食店を調べてついでに食べているみたいです。そして中学、高校、大学とそれぞれ違う部活やサークルに所属していたとのこと。入部のきっかけは「誘われたから」。

自分から主体的に物事へ興味を持ってこなかったことを、ネガティブにとらえている様子だった舞さん。『何をやるか』より、「先輩が優しそう」「友達がいる」という『誰とやるか』が大事だそうです。
『鬼滅の刃』など当時話題の漫画も読んでいて、幅広く広くいろんなことに触れている女性だと思いました。
「趣味について話すのが不安なら、『
趣味ってほど詳しいわけじゃないですが、食べ歩きが好きです』とか前置きして伝えてはどうでしょうか。趣味の話は親近感を持ってもらったり、デートに誘うきっかけを作るための雑談であって、趣味なんてなくてもいいんですよ」
冒頭の「面接のような一問一答」について私が突っ込むと、
「デートでは『相手に質問して興味を持つのが大事』ってよく聞くんですけど」と舞さん。
「間違いじゃないですが、
相手が回答したのにそこを掘り下げないで次の話題に移ってしまえば、ずっと浅い会話のままで盛り上がらないですよね。
出身地を聞いて埼玉と言われたら『埼玉のどの辺ですか?』とか『埼玉なんですね。私も練馬なので近いですよ』とか、埼玉をスルーしないで、なにかそこから広げるとかしないと興味薄そうに見えるよ」

「そうなんですね。住んでる場所とか個人情報に踏み込むのって失礼って感じないかなと思って、どこまで聞いたらいいか分かりません」
「それなら『
私は練馬出身なんです。埼玉のどちらですか?』って先に自己開示してから質問してはどうでしょうか。自分の事を話してからだから、踏み込みすぎって受け取られにくいですよ」
舞さんは、発言する前に色々と考えすぎてしまうタイプなのかもしれません。
「そうですね。自分の話をしすぎるより、聞き上手がモテるってネットや本に書いてあって」
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