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「地方出身の男性は“質が低い”」実家暮らし34歳女性のカン違い。自分は“子どもおばさん”なのに

 こんにちは。これまで1000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。  髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。 【関連記事】⇒29歳で「私、ブスだ」と気づいた女性の変身。真っ先にポテチをやめた

地雷の自覚がない「地雷女」の婚活

悩む女性

※写真はイメージです(以下同)

 筆者のところには婚活で苦戦している人もよく相談にいらっしゃるのですが、男性と女性ではつまずく箇所が異なります。誰とも出会えない男性はいますが、誰とも出会えない女性は結構レアです。  苦戦する女性でも男性に出会うところまでは進めてしまうので、自分がモテないとは気が付きにくいのです。  藍さん(仮名・34歳)は団体職員で、年収600万円台、婚活歴5年です。街コンやマッチングアプリに色々と手を出し、結婚相談所も2社目に登録中。ところが結婚相談所でも素敵な男性に会えず、マッチングアプリに戻ります。  マッチングアプリではコミュ力がある男性とも付き合えたものの、数カ月ほどで疎遠になり、LINEを送っても既読が付かなかくなりました。  結婚願望がない男性と付き合うのはムダと切り替えて、再度結婚相談所に登録します。真剣交際に進んだ相手もいたのですが、関係解消してしまいました。  次の誕生日には35歳。このままアラフォーを迎えることに危機感を持って、私のところへご相談にいらっしゃいました。

婚活に苦戦しているのに「選ぶ立場のつもり」

 藍さんはカラコンを入れているので目が大きく見えますが、髪はパサついていて、年齢を知らなければ40歳にも見えるしもっと幼くも見えます。 「30代になって会える男性の質がぐっと下がったんです。35歳になったらもっと下がるだろうから、何とかしたくて」  藍さんにとっての「質が低くない男性」とは、コミュニケーション力があり清潔感があり、一定以上の経済力があり、一定以上の大学を卒業、奨学金を含む借金がなく、首都圏出身で首都圏在住の男性だそうです。  なんだか、自分だけが選べるつもりでいるなと感じました。
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