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「地方出身の男性は“質が低い”」実家暮らし34歳女性のカン違い。自分は“子どもおばさん”なのに

まともな男性が去っていく「失礼すぎる質問」

「私は今まで彼氏がいたことがあるし、同じように何人かと付き合ったことがある男性の方が釣り合うと思うんです」と藍さん。  プロフィールでは恋愛経験の有無は分かりません。そこで結婚相談所で知り合って2回目デートの約束をした相手には「前の彼女はどんな人だったの?」と聞いてみたことがあったそうです。  相手はびっくりして黙り小さい声で「個人情報だし言えないよ」と答えました。藍さんは「いたことがないんだな」と感じたそうです。  次からは「今までの彼女は何人?」と、交際経験の有無も分かるように質問するようにしました。 「いてもいなくても、その質問はびっくりすると思いますよ。単純に失礼ですし、まともな男性は去っていきますよ」 「そうですか?」 「デートですべきはおもてなしです。藍さんは審査ばっかりしてますよ」 「でも男性からも聞かれたことありますし、ちゃんと答えてくれた男性もいますよ」 「なぜその男性と結婚しなかったのですか?」 「思いやりがなかったからです」  そこまで言って、藍さんはハッとした顔をしました。ここでやっと、自分の課題に気が付いてくれたようでした。

女性は「ヤバい女」と思われても気づきにくい

 藍さんには相手の品定めより、まずはヘアケアやメイクなど自分の人気レベルを高めることに気を使って、会える相手をもてなす気持ちを持ってほしいです。  男性で婚活している方からも、「ヤバい女がいた」というのはよく聞くのです。  それなのに、自分がヤバい女だったかもしれないと振り返る女性はあまりいません。女性は「会える」ためです。選び選ばれる場なのですから、相手だって当然選んでいるのに。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 【関連記事】⇒「デートがイオンモールなんて…」職業で彼氏を足切りする30代女性の失敗 【関連記事】⇒婚活で“雑に扱われる”30歳女性の悲劇「ホテルに行ったら音信不通」 【関連記事】⇒「太ってなくて髪もある“普通の”男性がいい」36歳女性のカン違い婚活 【他の記事を読む】⇒連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ <文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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