58歳 人気漫画家の「疲れない旅のアイデア」に目からウロコ! 出発前にしておきたい“2つの準備”は
ツアーで全国各地をまわりながら旅を楽しむ「推し活旅」
――その中でも印象的だった場所はありますか?
「浜松です。アリーナツアーで毎年行ってたんですけど、それまで新幹線で通りすぎることはあっても、降り立つ機会が全くなかったんですね。でも行ってみたら、お蕎麦とワインが美味しいお店を見つけたり、友達がやってる面白い本屋があったり。ちょうど良いサイズ感の素敵な町でした。
推しがいなければ行かない場所に行けるのって、すごく楽しいですよね」
――『KAT-TUN』は今年3月31日をもって解散してしまいましたね……。しばらく推し活旅はお休みですか?
「あ……でもこの前、『SixTONES』のツアーで福岡行ってました。『timelesz』も当選したら行くつもりです(笑)」
「疲れにくく」がポイントの大人旅、事前準備は念入りに
――余裕をもった行程と、入念なリサーチは必須ということですね。
「そこを踏まえれば、お子様連れでも海外旅行もぜんぜん問題なくできると思いますよ。むしろ海外の方が子持ちに優しいので、日本よりリラックスできるんじゃないでしょうか。
私も子連れ台湾旅行の時に、マッサージ屋さんに入ろうか迷ってたら『子ども見ていてあげるよ』って言ってもらえて感動したんです。国内旅行で肩身の狭い思いをするより、思いきって日本を飛び出してみてもいいかもしれないですね」
――最後に、今後も旅は続けていくつもりですか?
「もはや旅というよりも、いつの間にか移動をしている感覚になってきていますが(笑)、旅はこれからも続けます。今年はすでに海外はニュージーランド、国内は大阪、福岡などに行き、これからこの本のイベントで広島、青森などにも足を運ぶ予定です! 東京も、仕事を含めて遊びに行っていますよ。
ぜひ、皆さまも良い旅を!」
【ひうらさとる】
漫画家。1966年、大阪府生まれ。1984年『あなたと朝まで』(講談社)でデビュー。代表作『ホタルノヒカリ』(講談社)はドラマ化や映画化を果たし、“干物女”は「ユーキャン新語・流行語大賞(2007年)」の候補に。2024年『西園寺さんは家事をしない』(講談社)がドラマ化。音声プラットフォーム「Voicy」で「ひうらさとるの漫画と温泉」を配信するほか、SNS、YouTubeでも旅や日常を発信。
<取材・文/もちづき千代子 撮影/山田耕司>もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama


