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「オール電化が向いていない家」の共通点…あまり知られていない“意外なデメリット”

そのほかのデメリットを解説

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写真はイメージ

 設備の中にはオール電化に不向きなものがあるそうです。 「例えば電気温水器です。ヒートポンプ式のエコキュートと比べると、電気温水器は電気を消費してお湯を作る効率が非常に悪い。電気温水器を選択した時点で、オール電化は完全にアウトなので、絶対に選ばないようにしてください。  あとは、不向きとまでは言えませんが、電気代がかかってしまう設備としてスーパーラジエントヒーターがあります。これは『調理器具が限られる』というデメリットにも関係するのですが、オール電化にするとIHヒーターになりますよね。  IHヒーターは底の丸い中華鍋や陶磁器の土鍋は使えません。それで調理器具が限られてしまうのですが、スーパーラジエントヒーターは中華鍋や土鍋も使えるので、ガスに近い料理をしたい方にはおすすめです」

騒音によるトラブルも注意

また、エコキュートは深夜の音が問題になるケースも。 「音はそんなに大きくないですし、私自身、音が気になったことはありませんが、都市部では注意したほうがいいかもしれません。エコキュートを設置した場所と、隣の家の寝室が近い場合は、夜に使用した時に音や振動が気になるケースが稀にあります。  隣の家の位置関係がわかっているときは、寝室の近くから外すのが確実ですが、もっと簡単な解決方法は、昼間に効率よくお湯を沸かす“おひさまエコキュート”に変えること。昼間ならエコキュートの音は気にならないと思います」 <取材・文/黒田知道>
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