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浮気しても「でもでも、だって」。“謝ったら死ぬ病”の彼に放った強烈すぎる“最後の一言”とは

「でも」「だって」自分を守るための言い訳のオンパレード

これまで周りの言動に傷ついてきたからこそ、自分を過剰に守ってしまう……。ただそれは周囲の人々にとって、誰しも納得できる理由にはなりません。現実では自分の首を絞めてしまうことも。
謝れない彼氏③

画像はイメージです。※画像生成にAIを使用しています

「彼とはもともと同じ職場だったのですが、職場での評判はあまりいいものではありませんでした。やっぱり“謝れない厄介な人”“言い訳ばかり”だという声も大きくて。自分が伝達ミスをしたときも、彼は『ごめんなさい』よりも、『ミスが起きてしまうような一連の流れや職場の環境が悪い!』『システムがおかしい。自分も被害者だ!』と開き直ってしまう。 上司が自分の言動と向き合うように諭しても、次に出てくる言葉は『でも』とか『だって』と、自分を守って周りを責めるような言い訳の言葉ばかり。結局彼は職を転々として、どこの職場でも人間関係のトラブルを理由にすぐに辞めていました」 とにかく“謝ることのハードル”が高いようです。 「『謝ることは負けることじゃないし、自分を否定するわけでもないよ』と彼に伝え続けていたのですが効果はなくて……。謝れない理由があっても、だからといって周りに迷惑をかけていいことにはならないと思います」

浮気発覚でも「ごめん」が出てこない男

「公私ともにストレスが積み重なっていた」という前島さん。そんな彼と別れを決意する決定的な事件が起きたそうです。 「ズバリ、浮気です。それも3股されていました。発覚したのは彼のスマートフォンにメッセージアプリが表示されていて、それを見てしまったのです。 問い詰めたら開き直って、『お前が仕事ばかりでずっと寂しかった!』とか、『付き合い始めた2年前に比べて、明らかに俺への愛情が減った』『化粧やおしゃれが手抜きすぎて、雑に扱われているみたいで悲しかった』と。すごいですよ。見事に『ごめん』という一言が思いっきり抜けていたんです(笑)。結局、一度も言われませんでした」 どの理由も、だからといって浮気をしていいという理由にはなりませんよね。
謝れない彼氏④

画像はイメージです。※画像生成にAIを使用しています

「そうです。だから、ああ、この人は結局どこまでも自分だけがかわいい人で、自分を振り返らず人を責め続ける他責思考なんだなって痛感しました。 たとえば、自分と他人の運転する車同士がぶつかって交通事故を起こしても、『すみません!大丈夫ですか!?』という言葉よりも先に、なぜぶつかるような事態になったのか、道が悪いとか車が不調だとか屁理屈ばかりを並べて一切謝らないようなイメージです(笑)。 私が知らないだけで、彼はこれまで辛い思いや壮絶な経験をしてきたのかもしれません。でも、それを私が一緒に抱える必要はないです。『いや、知らんがな!!!』の一言に尽きるというか。身近な人を傷つける人と一緒にいても、このまま幸せになれるとは思いません。 私は私を守ってあげたいし、優しくしたい。だから彼の『でもでも、だって』と屁理屈や自己嫌悪ポエムを聞く前に、『別れよう!バイバーイ!』とだけ伝えました(笑)」 謝ることは決して負けではありません。自分を振り返りつつ、謝れる人こそ強い人なのかもしれません。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文/赤山ひかる>
赤山ひかる
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。
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