Fashion

「あの人、裸で歩いてない!?」思わず二度見しちゃう“全身ベージュの人”が増えているワケ。やらかさないための注意点は

やらかさないための「改善コーデ」は?

 繰り返しますが、裸見えするのは「肌の色に近いベージュ」で「体にフィットしたシルエット」の服。逆にいえば、それさえ防げば完全に裸っぽく見える現象は防げます。しかしその点を改善しただけでは、裸見えは防いでも、野暮ったい印象までは取れない可能性が高いですね。    プラスアルファで意識を置くと良いのは、「配色」と「重ね着の厚み」にメリハリをつけることです。 裸見えにならない改善コーデ 例えば、ベージュを選ぶにあたっても淡いベージュ・肌に近いベージュ・ブラウン系のベージュと色の濃淡にバリエーションをつけることで着こなしにメリハリが生まれます。加えて、コーデも単純にトップスとボトムスのワンツーコーデで済ませるよりは、ジレやカーディガンといった羽織りものを重ね着すると良いですね。このほか、差し色のブラックの小物を重ねてコーデに引き締まりを作るのも良いでしょう。

淡色コーデは淡い色……だけでは完成しない!

 淡色コーデは全体を淡く馴染ませるという着こなしルールがあります。しかし、本当に淡い色だけで馴染ませてしまうと、コーデにメリハリが生まれずに野暮ったく見えます。ひいてはそれが裸っぽく見える原因も作ってしまうので、遠くから見たときに着こなしがボヤけて見えていないかという点を必ずチェックするようにしてみてくださいね。  着こなしに迷った時は、黒いアイテムをプラスする、柄物を取り入れる、オーバーサイズシルエットを取り入れる、という点を意識されるとかなり改善するので、そちらもあわせて参考にしてみましょう。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「失敗しない日常オシャレ」の一覧はこちらへどうぞ <文&イラスト/角佑宇子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
1
2
Cxense Recommend widget
【ファッションのお悩み募集!】
ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子さんが、あなたのファッションの悩みにお答えします。相談したい方は、こちらの「お問い合わせフォーム」まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【ファッション相談】を入れ、お送りください。コーディネートのこと、体型カバーのことなど、ファッションに関することであれば何でもOKです。
※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。

あなたにおすすめ