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「急に、外食が怖くなって…」会食恐怖症になった女性、その意外なトラウマ<漫画>   

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会食恐怖症とは

会食恐怖症とは、「人前で食事をすることや、レストランなどの社交場で食事することに恐怖感や不安感を抱く症状」です。 大好物のとんかつを食べていた時、ふいにももこの脳内に響いたのが、「残すな!」「食べろ!」という声でした。その声が引き金となって、吐き気や震えなどの体調不良がももこをおそいます。誰かと一緒に食事をしている時だけ、それが起こるのです。 友達、同僚、上司……、食事と社交のつながりは無視できません。会社の飲み会もランチタイムも、ただ目の前の食事から逃げるだけという、苦しみの時間になりはててしまいました。

原因は精神的なもの

「心が風邪をひいたら精神科に行ったらいいんだよ」ももこは、以前ももこの姉が言った言葉を思い出します。具合が悪くなるのは体だけではなく心も同じ。自分を第一に考えて、少しずつゆっくりと解決方法を見出せばいいのです。 周囲の理解を得るため、遠慮がちにカミングアウトするももこの姿は実にけなげです。「食事がつらい」「ふつうに食べたいんですけど食べられないんです」言われた相手は引くのではないかと、気に病んでしまいますよね。会食恐怖症は拒食症と勘違いされがちですし、まだ認知度も低いかもしれません。 会社はももこにとっても大切な場所で、ともに働く仲間も大切な人達です。居場所や仲間をなくさないために、ももこは奮闘します。「食べきれないかもって思うと食事そのものがすごくこわくて」と同僚に打ち明けた時、ももこにとって予想外の一言が返ってきたのです。 「食べきれないとかふつうのことだよ」 ももこの頭の中で響いていた「残すな!」「食べろ!」という声。その正体とこたえが、わかりはじめた瞬間でした。
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食べなくてもいい、残してもいい
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