Entertainment

原口あきまさ、9歳下の妻と結婚15年「向こうが動いている時にオレも動く」夫婦円満の秘訣とは

夫婦円満の秘訣は、ルールを決めないこと

原口あきまささん――結婚生活15年、夫婦円満の秘訣は何でしょうか? 原口:僕は嫁ちゃんに拾ってもらった感じだと思っているのですが、一番はコミュニケーションだと思います。コミュニケーションがなくなれば、絶対にヒビが入る。あとは歳の差かな。嫁ちゃんが9歳下なので、たとえば彼女の機嫌が悪くても、その歳にそうなってしまう理由がわかるじゃないですか。あとは、家庭内のルールを決めないようにしました。 ――それは具体的には? 原口:何事も気づいたほうがやりましょうと。片付けでも何でもね。までも9割9分、気づくのはオレなんですけど(笑)。長いこと一人暮らしをしていたこともあって、どうしても気づいてしまうんですよね。ただ、そのほうが円満に過ごせる。ただただ、それだけですね。これは思いやりや愛情なんでしょうね。やってあげたいという気持ちが先にあるのかも。 ――年上だから経験で年下の気持ちがわかるというのも素敵ですね。 原口:「どうして今日は機嫌が悪いの?」とか、気づいてあげることも大切じゃないですか。探るじゃなく勘でもいいので、「今日嫌なことあった?」と聞いてあげることで、自分のことわかってくれていると思うはずだから。気遣いですよね。それも無理しているわけじゃなくて、日常生活でナチュラルにしています。これは「すごいね」とよく言われるけれど、それが僕にとっては普通ですからね。

「向こうが動いている時にオレも動く」

原口あきまささん――それが普通という感覚も素敵ですが、家事もやられているんですね。 原口:今4人子どもがいて、男の子が食べ盛りでね。ひとりで買いものに行くより、ふたりで行ったほうが荷物も楽じゃないですか。そいうことを考えます。洗濯もね、ある日嫁ちゃんが「わたしたちコンビネーションがいいよね」とふと言ったんですよ。 結婚のパートナーなんでもちろんコンビネーションは大事なんですけど、たとえば嫁ちゃんが洗濯ものを干している時に、俺は台所でたまっている洗いものをやっておくとか、向こうが動いている時にオレも動くんです。そうすると休憩時間も一緒になり、ということは一緒に外に出かけられる時間が生まれる。 ――効率がいいですね。 原口:自分の時間って結婚するとなくなると思いますけど、なんとか作ることはできるんですよ。ふたりの時間もね。有効利用ですよね。子どもの野球や習い事の送り迎えも平日はオレがやっていて、その間に嫁ちゃんがご飯を作る。上手いこと回っている。 結局、お互いが相手に干渉しすぎず、相手に求めすぎずという感じがよくて。何かしてほしい、何かやってほしいで亀裂が生まれてくるような気がするんですよ。 ――また、子育てという意味で、父親としてものまねをやっていてよかったことはありますか? 原口:長男・次男が年少くらいの話なんですけど、ものまねのご本人、さんまさん、高田純次さんがテレビに出ていると、「パパだ」って言うんですよ(笑)。最初の頃、楽しませようと思って必死だったんですよ。家に帰ってきて、インターホンのモニター越しに、鍵持ってるのにわざわざものまねして。そんなことを繰り返していました。 嫁ちゃんが調子に乗って「からの~」とかふってくることもあって、最終的にプリンセス天功をふられた時は、画面から消えるしかなかったけど(笑)。最近ではもうやらないですけどね。さんざん現場でウケて帰ってきて、玄関前で滑らされたらたまらないですから。気持ちよく帰りたい(笑)。
次のページ 
「本当にやりたいことなら、全面協力する」
1
2
3
Cxense Recommend widget
【公演情報】 「原口あきまさ 30周年記念ライブ ~我夢謝裸~ 東京公演」 東京 / 草月ホール 2025年11月3日(月・祝) 1部 14:30開場 / 15:00開演 [完売] 2部 18:30開場 / 19:00開演
あなたにおすすめ