
画像:シック・ジャパン株式会社 (Schick Japan K.K.)
プレスリリースより(PRTIMES)
そして、何といっても作品にも“夜ドラ”枠にもぴったりなのが、主人公・ヒロトを演じる岡山天音です。彼が纏う唯一無二の空気感には、幾度となく驚かされてきました。
例えば放送中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、彼が演じた奇才・恋川春町役。その演技に心動かされた人も多いのではないでしょうか。生真面目で不器用かと思いきや、ユーモアたっぷりだったり、情に厚かったり、そして繊細だけど情熱的。
岡山は、1人の人間を多面的に深く演じながらも、画面の中で絶対的な存在感を放ちます。それでいて、作品の雰囲気への馴染み具合も抜群。どんな役を演じても岡山らしさを感じさせつつ、作品へのフィット感を外さない稀有な俳優です。

画像:Audible, Inc. プレスリリースより(PRTIMES)
『ひらやすみ』は、岡山にとって初めてのNHK・連続ドラマでの主演。演じるヒロトは、一見飄々としていて何の悩みもないお気楽な人物として描かれます。しかし、俳優をしていた過去をもち、物語が進むにつれてヒロトの人物像にも深みが出てくることでしょう。岡山がどのように、穏やかなヒロトの芯をとらえて表現していくのか楽しみでなりません。
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ドラマの枠、原作、制作陣、キャスト、どれをとっても楽しみしかない『ひらやすみ』。秋も深まるこの季節にぴったりの作品になりそうです。
<文/鈴木まこと>
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日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:
@makoto12130201