
セレブや名声についての著書があるミシガン大学のダニエル・ハーウィッツ教授も、眞子さん小室さんのお忍びライフについて見解を語っていました。
「名声から逃れる方法はいくつかあり、セレブの中には、とてもシンプルな行動を取る人もいます。それは、国を出て行くことです。眞子さんが日本を去ったように」
ハーウィッツ氏によると、グレタ・ガルボの晩年の生き方が、眞子さんの生活と通じる部分があるそうです。
「映画界を去ったガルボは、誰からも尊敬されるハリウッドで暮らす代わりに、ニューヨークに移りました。彼女は可能な限り地味な服を着ていました。私はよく彼女がブロードウェイを歩いて買い物に行くのを見かけました。人々は彼女に気づきませんでした」
眞子さんの地味でモッサリしたファッションや、すっぴん姿は、プライバシーを守るための演出だったのでしょうか。「匿名性を保つための目覚ましい努力」と書かれていて、本人的に普通に気に入った服を着ているのだとしたら複雑な思いになりそうです。それにしては小室さんのヘアスタイルが特徴的で目立ってしまっていますが……。
不動産購入時のエージェントも夫妻について語らない徹底ぶり
記事では、皇室典範の、女性皇族は一般男性と結婚すると皇室を離れて民間人になるという規定や、眞子さんが結婚するときに小室さん母親の借金問題で世間に反対されたエピソード、婚約の記者会見の様子などにも触れていました。
眞子さん小室さんのストーリーが走馬灯のように蘇ります。確かにあのとき2人は一生分以上の注目を浴びてしまったのでしょう。皇族に生まれ、一挙一動を晒されてきた眞子さんが、ひっそりと静かな生活を送りたい、というのは自然な欲求かもしれません。
「控えめな謙虚さは日本の君主制の神秘性の一部です」「眞子さんと夫は、サセックス公爵夫妻の逃亡に対するヒステリックな反応のようなものを一切引き起こすことなく、王室の檻から逃げることができました」と、エリザベス女王についての著作があるクライブ・アーヴィングは述べています。
2人の家の購入を仲介したとされるエージェントは、眞子さんに関する質問への回答を拒否。ニューヨークの日本大使館・領事館、ジャパン・ソサエティ、メトロポリタン美術館などの団体もコメント要請に応じなかったそうで、周りのガードも強固です。
さらに自宅近くの食料品店や、コーヒーショップの店員も、眞子さんには見覚えがないと話したそうです。