Entertainment
Human

36歳元子役『渡鬼』時代の恩人の訃報を受け、頭が真っ白に。共演者が開いたお別れ会でこみ上げた“後悔”とは

まだしばらくは見送る側として

それぞれが思い出を描いた。私の書いたものの一部

それぞれが思い出を描いた。私の書いたものの一部です

 雑誌で書いたこと、単行本に寄稿したこと、エッセイの連載が始まったこと。鬱陶しいと思われても、しつこく報告すべきだったと、後悔してもいます。  今年の流行語じゃないですが、「伝えなきゃ」、です。  人は生きている人の記憶からこぼれ落ちたとき、本当に死を迎えるとどこかで聞いたことがあります。たくさんの人の記憶に焼き付いているYさん。「なかなか忘れてもらえないなぁ」と照れ笑いなさっているかもしれません。  少なくとも、私の「元天才子役の記憶力」はそれなりに健在ですから、ご安心ください、しばらく、そうですね、あと30年くらい、忘れることはないでしょう  本当にありがとうございました、Yさん。問題児でごめんね(二回目)。 <文/宇野なおみ>
宇野なおみ
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ