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M-1王者たくろうに「CM問い合わせ急増」のウラ側。一方で関係者が「厳しい」と明かした“ファイナリスト”とは

局が使いたいレインボー、業界評が高い「や団・伊藤」

ロングコートダディが優勝した昨年の「キングオブコント」だが、バラエティ番組で活躍しそうなのは、や団とレインボーだろうと民放キー局のディレクターは明かす。
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や団 ロングサイズ伊藤(左)本間キッド(中央)中嶋享(右)
画像:株式会社U-NEXT プレスリリース

「もともと人気があったレインボーは、『キングオブコント』で活躍して評価がさらに上がりました。YouTubeチャンネルも登録者が多く若者からの支持があり、若年層の視聴率が欲しい各局がレインボーを使いたがっています。ジャンボたかおはMCとしての実力も高いので、テレビ関係者の間で注目されています。 また、や団に関しては、ロングサイズ伊藤の支持が急上昇しています。ロングサイズは、昨年は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『チャンスの時間』(ABEMA)など、テレビ関係者がよく見る番組で結果を残しました。2026年は仕事が増える可能性を強く感じます」 「M-1グランプリ」「キングオブコント」のファイナリストが結果を残しそうな一方で、厳しい現状なのが「THE W」と「R-1グランプリ」の決勝進出者だ。特に、SNSで低レベルだと叩かれた「THE W」のファイナリストは、テレビ関係者からも注目が薄いとか。

賞レース乱立の明暗。「二大大会」に集中するブランド力

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ニッチェ 江上敬子(左)近藤くみこ(右)
画像:名古屋テレビ放送株式会社 プレスリリース

「『THE W』で頂点に立ったニッチェですが、実力派の中堅ゆえに、ここからの爆発的な“再ブレイク”は少し想像しにくい。また、健闘したエルフや紺野ぶるまも、すでにバラエティへの露出が多く、視聴者にとっての目新しさは薄いのが現状です。今回の大会を通じて、他に大きく評価を上げた芸人が見当たらないのも寂しいところ。 一方の『R-1グランプリ』も厳しい。優勝した友田オレがいまひとつ波に乗り切れていないだけでなく、2013年大会の王者で、2015年大会では3位に入った田津原理音もトーク力の弱さをイジられるばかりで、賞レースの勢いを活かせていません。 こうした若手・ピン芸人の大会に対し、いま業界で最も『夢がある』と熱視線を浴びているのが『THE SECOND』です。優勝したツートライブを筆頭に、囲碁将棋も着実に人気を拡大させている。さらにはザ・ぼんちのようなベテランの再ブレイクの兆しもあり、ファイナリストたちのポテンシャルの高さは、他の大会を圧倒しています」(民放キー局ディレクター) 漫才とコントの“二刀流芸人”No.1を決める「ダブルインパクト」など、賞レースが乱立する昨今。芸人にとってチャンスの幅が広がったと言われているが、実情はそう甘くはないようだ。 結局のところ、伝統ある「M-1グランプリ」と「キングオブコント」で結果を残す以外に、お茶の間へのブレイクを掴む決定打はない。賞レースが多様化すればするほど、皮肉にも「二大大会」の壁の高さが浮き彫りとなっている。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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