<食費は月に1.5万円>という、質素倹約ぶりがまぶしい食卓は、栄養バランスの取れた簡単なメニューです。朝は納豆ご飯、昼は手作り弁当、夜は炒め物や丼など。

ある日の夕食
また、
コンビニにはほぼ行かない、惣菜は買わない、映え(見た目)は完全無視、お米はすべてふるさと納税でゲット……といった方法で、自然に安くすむそうです。

ある日の夕食の買い物、407円
無理なく、時短、健康的で自分が満足できるなら、それでよし。
<仕事後に作るのが面倒な日は、納豆卵がけご飯><野球シーズンは毎日野球の開始時間を意識して作る>という、適度な手抜き具合も、微笑ましくて共感できます。
ここまで読んで、「そんな質素な生活、耐えられない!」と思うでしょうが、実は好きなことにはしっかり使っているのです。
よしみ子さんの趣味は、旅行に登山、野球観戦。一人旅が基本で、2024年には旅行12回(日帰り6回、国内5回、韓国)と、登山に17日間も行っています。
結果、この年の収支は、生活費約180万円(家賃込み)で、特別費(旅行や趣味など)約70万円。要はメリハリなんですね。

登山に行ったときの写真
年間収支をチェックし、年の初めには<今年やりたいこと50>を記し、同時に昨年の<やりたいこと50>を振り返るというよしみ子さん。1日1日を大切にして、自分を豊かにし、ものよりも経験を多く積み重ねていく。そんなよしみ子さんの暮らし方は、現代においてなかなか贅沢なのではないでしょうか。
<文/森美樹 写真/
Youtube「よしみ子のおひとり様ライフ」より>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
X:@morimikixxx