しかし、その後も義父宛ての荷物は止まらず。送り主も毎回、同じところでした。義母は大量に届く義父の荷物を、どう思ってるんだろう……。そう思い、ゆいさんは義母に「最近、お義父さん宛ての荷物が多いね。何買ってるんだろうね」と尋ねたそう。
すると、「さあ? 毎回、すぐ自分の部屋に持って行っちゃうから中身は知らない。あの人は多趣味だから、趣味に関するものじゃないかな。残りの人生を思いっきり楽しもうとしてるのかもね」と笑ったそう。それを見て、ゆいさんは胸が締め付けられました。
「もし、自分が同じ立場で夫の購入品がアダルトグッズだったら私は許せません。趣味に使っていると思ってたのに……と怒りや悲しみがこみあげてくると思いました」
義母の気持ちを知ったことにより、ゆいさんは「義父の秘密は、自分たち夫婦の胸に留めておこう」と決意。夫にも義母の気持ちを話し、「お義母さんを悲しませたくないから、このまま見て見ぬフリしよう」と伝えました。
うっかり義父宛ての荷物を開封!その衝撃的な中身とは

ところが、数日後、思わぬハプニングが……。その日、スキンケア用品が届く予定だったゆいさんは帰宅後、仕事の疲れもあり、宛名を確認せず置き配を開封。
すると、女性用の下着とその下着を身に着けた女性の写真が出てきて、思わず悲鳴を上げました。慌てて宛名を確認すると、その配送物は義父宛てだったそう。
「てっきり、成人向けのDVDなんかを買っていると思っていたので、予想を上回る中身にビックリしたし、気持ち悪さも感じてしまって……」
開封したことがバレないよう、梱包をし直したものの、段ボールに残ったテープを剥がした痕を誤魔化すことはできず……。そこで、勇気を出して義父を自分たちの居住スペースに呼び、配達物を渡しました。
「どうやって女性用の下着を購入しているのか、違法性はないのかと気にもなったので、それも尋ねたんです」
すると、義父は気まずそうな顔で下着を素早く受け取り、「専門のオークションサイトで購入してるから、違法性はない。気持ち悪い思いをさせて悪かった」と謝罪。服の中に下着を隠し、足早に自室へ戻っていきました。
その後、ゆいさんは義父が話したことは本当なのかを確かめるため、専門のサイトをネット検索。セクシー女優の下着を売っているオークションサイトがあることや想像以上に購入者が多い現実を知り、驚いたそうです。
「義父も、そのひとりなんだと思うと気持ち悪くて、話すことも嫌になってしまいました。夫にも言いづらくて、未だに義父の秘密をひとりで抱え込んでいます」
信頼していた義父の意外な顔を知ってしまった、ゆいさん。彼女は今も、複雑な気持ちのまま義父宛ての配達物を受け取っています。
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<取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:
@yunc24291