仕事は「20年やっていてもいまだにわからないことがある」
――ちなみに今はどの仕事が楽しいですか? 20代の頃は海外ロケなどで大忙しだったかと思いますが。
イモト:海外ロケ、今でも楽しいですよ。20年やっていてもいまだにわからないこともありますし、難しいんです。その難しいところが楽しいのかもしれないですね。メンバーも若いスタッフさんになってきて、今までの自分は指示を仰げばよかったけれど、だんだんとこちらが先輩として何か言ったほうがいいのかなとか、その変化も含めて楽しいし、難しい。
――20年間の歴史も感じますね。
イモト:長いというのもあるんでしょうね。委ねておけばよかったものを、だんだんとそれでは成り立たなくなってきたり、でもその場その場で臨機応変に対応していくことが意外と楽しいのかなと思っています。
――これから40代で挑戦したいことは何でしょうか?
イモト:国でいうと世界には196か国あるのですが、122か国行っているんです。けっこう行っていますよね
――それはかなりすごいですね!
イモト:そうなんですよ(笑)。なので残りの国も行ける範囲で行きたいなという目標と、あと今回時代劇をやらせていただいて和装を気に入ったので、もしもチャンスがこの先もあれば、もっと時代劇・俳優業もやってみたいです、あとは車中泊できるハイエースを去年買ったので、日本中を旅してみたいですね。海外ばっかりだったので。
――人としては、どのような女性になりたいでしょうか?
イモト:人に優しく、ですかね。夫には我慢してもらっているところもあるから、思いやりと想像力をもって家庭を頑張ろうと思います。どうしても仕事が忙しくなると、そこを怠ってしまう自分がいるので、怠っていることに早めに気づいていきたいと言いますか。
ただ、まず自分が元気で幸せでないと、人には優しくなれないと感じているので、まずは自分のコンディションをよくすることが大事だと思うんです。そうすれば自然と人にも優しくなれる気がするので、そういう40代を目指したいですね。

<取材・文/トキタタカシ 撮影/塚本桃>
トキタタカシ
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、
インスタグラムにて写真レポートを行うことも。