「女性を夢中にさせるドキドキ感を楽しむだけの男性もいますよ。自分に夢中の女性がいたら、男としての自己肯定感も上がりますよね。
『結婚に失敗している』というのも、結婚を迫られないための口実という可能性もあります。もしかすると、その男性って既婚者じゃないでしょうか。その男性に深入りはやめた方がいいですよ」

結婚相談所で同年代男性から断られてしまう女性が、マッチングアプリなら6歳も年下の男性と結婚できる――そんなことは、あり得ません。結婚相談所でも同年代と会える人が、マッチングアプリで知り合った同年代男性と結婚するケースはありますが……。
結婚相談所とマッチングアプリを併用して、アプリで出会った相手と結婚する人はもちろんいます。ですが、結婚している相手の条件やスペックは、結婚相談所で会っている人と近いスペックなのです。
この32歳バツイチ男性は、翔子さんの婚活市場での“相場”と大きくズレています。
マッチングアプリでの“独身偽装”は、社会問題になっているほど多くあります。ただ、翔子さんの相手が本当に既婚者かどうかは、まだ憶測でしかありません。
翔子さん「既婚者かもしれないって憶測ですよね。証拠ってありますか?」
菊乃「なにが証拠になるかは、弁護士などに相談してみたほうがいいですね。ただ、まだ付き合っているわけじゃないですから、“独身偽装”でもないんですよね」
翔子さんが相手と会ったマッチングアプリは、私もアカウントがあるので、相手の男性を探してみました。年齢、居住地、年収で検索すると該当の男性のアカウントがみつかりました。
名前の横に黄色の丸がついています。24時間以内ログインの目印です。
菊乃「24時間以内にログインしてますよ」
翔子さん「マッチングアプリはやめたって言っていたのに……」
翔子さんには思い当たることがあったそうです。デート中に家の話になり、翔子さんが「家に行ってみたい」と言ったところ、
「離婚して実家に戻っていて母親と暮らしているから家に呼べないんだ。ごめんね」
と言われたそうです。
家にいるのは母親ではなく、妻なのではないでしょうか――?
好きになってしまうと相手の言葉を信じようとして、都合が悪いことをシャットアウトしてしまうことがあります。