今回は、酒粕と腸内環境の関連を調べた研究と、超カンタンなアレンジレシピをご紹介しました。酒粕はレジスタントプロテインや食物繊維を含み、腸内環境へのプラスの影響が期待される食材です。(なお、紹介した研究は少数例のパイロット試験であり、効果には個人差があることをご留意ください。)
ただし、酒粕にはアルコールが含まれています。今回のレシピの加熱時間(レンジ1分+トースター5分)ではアルコール分が完全に抜けきらない可能性があるため、お子さんやアルコールに弱い方、運転前の方が召し上がる場合は注意が必要です。その場合は、酒粕の量を少なめに調整するか、あらかじめ小鍋でしっかりと沸騰させてアルコール分を飛ばしてから使用してくださいね。
普段の食事に酒粕を適度に取り入れて、スッキリ快腸を目指していきましょう!
出典 (※) Tokumaru T, Toyama T, Nakade Y, et al.「
Effects of sake lees intake on fecal uremic toxins, plasma D-alanine, constipation, and gut microbiome in healthy adults: A single-arm clinical trial」 PLOS ONE (2025). DOI: 10.1371/journal.pone.0325482
【免責事項】
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、医療上のアドバイスや診断・治療を目的としたものではありません。個人の健康状態や疾患については、必ず医師や医療専門家にご相談ください。
【監修者コメント】
酒粕はレジスタントプロテイン・食物繊維・オリゴ糖を含む発酵食品で、腸内環境への好影響が期待されます。ただし現時点のヒト試験は小規模であり、効果には個人差もあります。日々の食事全体のバランスを整えることが、腸活の基本です。
【監修:柏木宏幸 医師】
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院 院長。消化器病・内視鏡専門医。「便通マネージメントドクター」の資格を持ち、大腸や便通改善を専門とし、特に女性の腸の悩みに向き合う。YouTubeでの分かりやすい医療発信や、Webメディアの記事監修実績も多数。
<文・料理写真/腸活の研究家ざっきー>