この頃とくにかわいいと感じていたことは、食事へ行ったときに「それも食べてみたい」と智花さんが“あ~ん”と口を開けながらおねだりする姿。愛らしい智花さんに康平さんは、いままでゲームの課金や好きなアイドルの推し活に使っていたお金も惜しみなく注ぎ込んでいきます。

「とにかく智花のことがかわいくて! あるとき予定より早く出張先から帰宅できることになったので、驚かせてやろうとワクワクしながら連絡なしで帰宅しました」
康平さんが玄関を開けると同時に、目が覚めるくらいの大声で、口汚く会話する声が聞こえてきました。驚きましたが、玄関には智花さんの靴しかありません。
そっと奥の部屋を覗くと、智花さんがタブレットで動画を見ながらスマホでビデオ通話をしています。康平さんに気づかず、「康平、あいつまじできもいわ」「あぁ、マッチングアプリで知り合った」「無理、無理。本気で付き合うとかはないわ」と会話を続ける智花さん。
「さらには『エッチはしたくないけど全然なにもしないのは怪しまれるから“あ~ん”とかやってるけど、めっちゃ嫌。うがいしまくり!』『お金、めちゃめちゃ使ってくれるからそこは我慢だよね』『いい男いないかなぁ? そしたら買ってもらったやつ、ぜんぶ売る』とも……」