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親子の後ろから「一番くじお願いします!」と… 40歳・元TBSアナの“初めての一番くじ体験”

一番くじ博士の友人と“ローソンをめぐる旅”へ

 仕事終わりの「一番くじ博士」の友人の帰還を待ち、愛犬をも巻き込んで全員で車に乗り込み、近隣のローソンを巡る旅へ出立。私も友人も、愛犬も、とにかく真剣。雨の中「一番くじ公式サイト」内の取り扱い店舗リストをにらみながら車を走らせひたすらGO!  車を駐車場に止めるや否や店内に駆け込み「っ……!!! ここの店舗はめぼしいものが残っていない……!」「ここはC賞はあるけどA賞がない……!」などの確認の末、どこの店舗でくじをひくべきかを真剣に考える私たち。  5店舗目くらいで、まだまだほとんどくじが引かれていない状態の店舗を発見。A賞もC賞もあるじゃん! ここで勝負をかけるか……とふとレジを見れば、4歳と2歳くらいの姉弟を連れた若いお母さんがパワーパフガールズのくじをひいているではありませんか! し、しかも……ちびっこの手にはピンクの大きな箱!  なに! 強力な敵出現! と私は自分の10分の1の年齢の子にライバル意識をめらめらと燃やし、後方からその親子には何が当たったのかを確認。どうやらB賞、ピンクの主役ブロッサムのぬいぐるみが当たった模様。  ふう、私が狙うAやCは無事か……。いやしかしこのままでは私が狙っているものまでとられてしまうリスクが……。  その親子の後ろから「一番くじおねがいします!」とあわてて大声で声をかける私。今思えばめちゃくちゃ大人げない……けど! 一番くじの戦いは真剣なのよ!

ドキドキ感、ギャンブル性は“課金額”に見合う

戦利品 そしてここでも4回分のくじを引いた私。その様子を固唾をのんで見守る友人。 1枚目、シール。 2枚目、またもシール。 3枚目、アクリル製の髪飾り。  そして4枚目。そこにあった文字は……C賞!!!!!!!!!!  私の好きなブルーのキャラクター、バブルスのぬいぐるみが!! まさか!!! 当たったのです!!  その場で飛び上がる私。10代と思しき店員さんに私はくじを突き出し、「これ! これ! ほしかったんです! これ狙いだったんです!」となぜか熱弁。  困った笑顔を見せながら無言でブルーの大きな箱を差し出す店員さん。満足そうな一番くじ博士の友人。  愛犬をまきこんでの「一番くじ旅」は大成功を収めたのでした。A賞はさすがに当たらなかったけどね。  良い歳して自分はいったいなにをしているんだろう、なんて考えちゃダメ。  あのドキドキ感。ちょっとしたギャンブル性、そして当たったときのとんでもない高揚感。今回私は700円×8回で、5600円課金したことになりますが、それに見合ったエンターテインメントを満喫させていただいた感覚。  今さらですが、「ラストワン賞」を狙いに行ってもよかったかも……なんてちょっと思っている私。完全ハマっているね。 <文/アンヌ遙香>
アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
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