「『やめてください』と私がハッキリと言うと、義父は即座に『しつけだ』と言い返してきました。『それはしつけじゃないです。怖がらせているだけです』と私が言うや否や、夫が『まあまあ、父さんも悪気があるわけじゃ……』と割って入ってきて。もう、またかと絶望的な気持ちになりました。夫はお義父さんに弱いんですよ」
その場を丸く収めようとする夫。しかし義父は勢いづき、「甘やかすな! そんな育て方じゃ、どうしようもない無価値な人間になるぞ!」と怒鳴り散らしたそう。
「そしたら夫が『父さん。俺も、泣くな、男なんだから、それができなきゃ無価値だって言われて育ったよな。正直しんどかったよ』と急に気持ちを吐露し始めて……」

夫はこれまで、父親に逆らわず生きてきました。ですが、祐太くんが怯えて泣く姿を見て、自分が押し殺してきた感情まで一気にあふれ出したのでしょう。
さらに夫は、「もう祐太に俺と同じ思いはさせたくない」と続けました。
すると義父は、自分の言動を省みるどころか、「いいから黙って俺の言う通りにしろ!」と怒声を上げたそう。
「その瞬間、夫が一歩前に出て『この子は俺の子どもだ。父さんのやり方は、ここでは通さない』とハッキリと言ってくれて……今まではお義父さんには強く言えなかった夫が、ついにやってくれたと胸が熱くなってしまいましたね」
すると義父は顔を真っ赤にし、「親に向かってその態度は何だ!!!」「やっぱり泣いてばかりいたお前は無価値だってことか!」と絶叫しました。