
写真はイメージ
今使っている洗顔料を見直したい方は、①自分の肌質を理解した上で、②どのように肌を整えたいのかを考えると、失敗しないそうです。
「洗顔料を選ぶ際にやりがちなミスは、自分の肌質を理解せずに選んでしまうこと。その結果、洗顔後の肌が必要以上に乾燥したり、逆にトラブルを招いたりしてしまうケースも少なくありません。
私は洗顔を、“0番目のスキンケア”だと考えています。洗顔は一度肌をまっさらな状態に戻す工程であり、その後に使うスキンケアの土台をつくる重要なステップです。だからこそ、肌質に合ったものを選ぶことがとても大切です」
では、②のどのように肌を整えたいのかを考える点で注意すべきポイントは?
「例えば、ニキビが気になるからといって“とにかくよく落ちる洗顔”を選んでしまう方も多いのですが、もしそのニキビの原因が皮脂不足による過剰皮脂(インナードライ)だった場合、強い洗浄力の洗顔を使うことで必要な皮脂まで落としてしまい、かえって皮脂分泌が増えてしまうことがあります。
結果として、ニキビが悪化してしまう可能性も考えられます。そのため、洗顔は“汚れを落とす”という視点だけではなく、自分の肌状態に合っているか、トラブルの原因を解決できるのかといった視点で選ぶことがとても重要だと思います」
とはいえ、洗顔料は種類がとても多く、「どれを選べばいいのかわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。牧氏は「洗顔で大切なのは、汚れをきちんと落とすことと、肌へのやさしさのバランスです」と指摘した上で、次のように続けます。
「洗顔後に肌が強くつっぱったり、乾燥を感じたりする場合は、洗浄力が強すぎる可能性もあります。洗顔はスキンケアの最初のステップであり、肌をまっさらな状態に整える大切な工程です。だからこそ、ご自身の肌状態に合った洗顔料を選ぶことが重要だと考えています。
また、洗顔では泡の質も大切なポイント。きめ細かく弾力のある泡で洗うことで、肌への摩擦を抑えながら汚れをやさしく落とすことができます。忙しいと泡立てが不十分になりがちですが、濃密な泡で肌を包み込むように洗うことを意識すると、肌への負担を抑えながら心地よく洗顔することができますよ」
同じメーカーの商品でも、複数のラインナップがある場合は、それぞれの特徴をチェックしてから、自分に合ったものを選ぶのが重要になるそうです。
「例えばSHIRORUでは、乾燥によるくすみが気になる方にはクリスタルホイップ、皮脂詰まりや毛穴汚れが気になる方にはクリスタルホイップ ブラック、敏感肌の方にはクリスタルホイップ マイルドをそれぞれオススメしています。洗顔は毎日行うスキンケアだからこそ、ご自身の肌状態に合ったものを選び、心地よく続けていただくことが大切だと考えています」
<取材・文/黒田知道>