賀来の場合は、Netflixシリーズ作『忍びの家 House of Ninjas』(2024年)を企画したことがきっかけになった。三船や勝同様、自ら主演俳優として作品の顔となりつつ、作品全体をマネジメントするような役割もあったはずだ。そうした経験が、初プロデュース作『Never After Dark』に向かわせた。
2024年、賀来はInstagram上で『忍びの家』の監督デイヴ・ボイルと共同で、映像制作会社「SIGNAL181」を設立したことを発表した。同社第1弾作品が『Never After Dark』だ。『A-Studio +』では共同プロデューサーからプロデュースのやり方を学びながら取り組んだと話している。
配給はTOHO NEXT。国内最大手の東宝が主に中規模公開作などを扱うセカンドラインだ。北米配給も決まっている。
さらに2026年2月、米大手マネジメント会社「Artists First」と契約したことを発表。日本人俳優として初の快挙という大ニュースが流れた。
ハリウッドのスタジオとの企画のやり取りも始めているという。円熟のイケオジ・賀来賢人が、本当に日本映画の歴史を変えるかもしれない。
<文/加賀谷健>