Fashion

都庁のハーフパンツ出勤で論争に。職場で許される肌見せと「太もも・胸元出しはやりすぎ」と言われる決定的な理由

太ももと胸の露出は、オフィスでは「やりすぎ」

 例えば、冒頭にお伝えした男性のハーフパンツ。こちらは「男性のすね毛が露出されるのが見苦しい」といった厳しい意見もありますが、個人的には熱中症対策の範囲内であると思います。外出予定がない社内業務の日であれば特に問題がないと捉える人が多いのではないでしょうか。すね毛の是非については個人的な主観に左右されるものですので、他者からの厳しい視線や意見が発生する覚悟は必要かもしれません。 オフィスコーデ 一方、女性のノースリーブもまた同様です。社外での打ち合わせなど、取引先企業との関係によって服装のフォーマル度合いを変える必要はあるものの、ある程度のカジュアルさが許される業務の日なら問題はありません。  ただし、男性のハーフパンツでも膝上10cmを超えるショートパンツになってくると、もはや普段着でさえなく水着っぽくなるので「目のやり場に困る」という意見が出てきます。女性も同じく、太ももが見えるほどのミニスカートや胸の谷間が見えるようなトップスは要注意ですね。これらは、オフィスルックにおける熱中症対策の範囲を超えた露出だと認識されやすいです。

会社での服装は、その人の協調性レベルも表す

 オフィスルックの規制は前時代的で古臭い。たしかにそうかもしれません。昭和世代の固定観念によって生まれた無意味なオフィスルックは、見直していくべきだと感じます。だからといって、「どんな露出度の高い服装をしてもいい。それが個性だ!」という結論は、少し行き過ぎかもしれません。  他人の露出度に対する許容範囲や不快感を感じる度合いには、個人差があります。プライベートなら誰も文句は言いませんが、会社という場においては過度な露出をした服装で出社すると「秩序を乱す人」や「服装の指示までいちいちしないといけないほど協調性のない人」という、その人の人間性を判断する材料にもなり得るからです。改めて、オフィスルックの肌見せは、あくまでも暑さ対策の範疇を超えないものに留めておくと良いのではないでしょうか。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「失敗しない日常オシャレ」の一覧はこちらへどうぞ <文&イラスト/角佑宇子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
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