Lifestyle

「お茶」「リモコンどこだ?」なんでも家族にやらせていた義父が…自ら動き始めた! きっかけはまさかの“孫の宿題”

 家の中のことを妻にばかりまかせて何もしない父親や義父に、モヤモヤしたことはありませんか?  今回は、孫の何気ない一言が、祖父を少しずつ変えていったエピソードをご紹介しましょう。

「ティッシュ持ってこい」寝転がって何もしない義父

何もしない義父 石田瑞穂さん(仮名・36歳)は、夫と小学3年生の息子・祐樹くん(仮名)、そして義父母との5人暮らしです。 「お義父さんは昔ながらの考え方が強くて、『男は家事なんてするもんじゃない』が口癖なんですよね」  義父は一日の大半を家の中で過ごしていました。朝起きれば新聞を読み、食事が終わればテレビの前へ。休日ともなればソファに寝そべってテレビを見ているのが定位置だったそう。 「ぐうたらしているだけならまだしも、自分のことすらほとんど自分でしないんですよね」  お茶が飲みたくなれば「お茶」、鼻をかみたくなれば「ティッシュ持ってこい」、テレビのチャンネルを変えたいのにリモコンが見当たらなければ「リモコンどこやったんだ? はやく探せ」と大声で家族を呼びます。 「ちょっと体を伸ばせば届く場所にある物でさえ、自分で取りに行くことはほとんどなく、私や義母にやらせるんですよ」  一方で、義母も瑞穂さんも朝から晩まで料理、洗濯、掃除、買い物と動き回っていました。そんな最中でも、数分おきに義父から呼び出されるため、その度にいちいち手を止めなければなりませんでした。 「自分で取ったほうが早いのにって何度思ったことか。でも言い返すと面倒になるので、我慢していたんですよね」  夫も平日はゴミ出しをしたり、休日には風呂掃除をしたりと手伝ってくれるため、家族の中で何もしないのは義父だけ。それでも本人は「男は家事なんてするもんじゃない。どっしりと構えていないと」と当然のように言い、誰も逆らえない空気ができあがっていたそう。

孫の宿題で「家族の役割」がテーマに

 そんなある日、祐樹くんが学校から一枚のプリントを持ち帰ってきました。それは「家族のお手伝いや役割を調べてみよう」という宿題だったそう。 「祐樹は『お母さんは料理と洗濯と掃除でしょ。お父さんはゴミ出しと、お休みの日はお風呂掃除もしているよね?』とそれぞれの役割をプリントに書き込んでいました」  義母の欄には「買い出し。庭の草花の手入れ」と次々に書き込まれていきます。  そして、最後に義父の番になりました。
次のページ 
孫が書いた「おじいちゃんの役割」とは……
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ