──長男さんとは3歳差で、双子のお子さん(男の子と女の子)をご出産されていますね。
インリン:おもしろいことに下の双子は、最初からほとんど手がかからなくて(笑)。小さい頃はおもちゃの取り合いで叩き合ったりもしていましたが、物心ついてからは本当に仲が良くて、お互いに宿題を教え合ったり、同じ学校に通っているのでどちらかが忘れ物をしても片方が必ず覚えていたり。「もし神様がいるとしたら、うまく采配してくれたのかな、上のお兄ちゃんが大変だった分、下の子たちは育てやすくしてくれたんだな」って感謝しましたね。
──そんな双子ちゃんも今は中学1年生。思春期真っ只中ですね。
インリン:そうなんです。そうそう、少し前にこんなことがありました。実は、娘(双子の姉)に対して、とある男の子が「片思いをしているらしい」という噂が、彼女の耳にも入ったみたいなんです。
その話を彼女が家で「私のことを好きな男の子がいるんだって~」と、次男(双子の弟)にしていたら、彼が「え!? もし告白されたら付き合うの? どうなの?」って、急に怒りながら詰め寄っていて(笑)。
私は離れた部屋でふたりの会話を聞いていたのですが、長女が私のところにすぐにやってきて、「ねえ、私が誰を好きになろうが私の勝手でしょ?」「ママからも弟に、私の恋の邪魔をしないよう言ってくれる?」と真剣に言ってきて。双子でいくら仲良くてもそこはまた別の話なのね、と思わず心の中で笑ってしまいました(笑)。
──本人たちは至って真剣なのでしょうが、なんとも微笑ましい光景ですね(笑)。お子さんも徐々に手が離れてきたとはいえ、5人家族の生活を日々回していくのは大変かと思います。ここでインリンさんの1日のルーティンを教えてください。
インリン:朝は毎日6時に起きて、双子のお弁当と朝食づくりから始まります。朝ごはんは台湾の蛋餅(ダンピン:卵を薄い生地で巻いた料理)を作ることが多いですね。偏食気味な娘には少しでも栄養を摂ってもらうために、子ども用のプロテインを飲ませています。
子どもを送り出したら、電動自転車で市場へ買い出しに。野菜やフルーツ、お魚はスーパーより市場の方が新鮮なんです。買い出しのあとは、午前中のうちに掃除や洗濯を一気に済ませます。でも最近は本当に体力がなくて、1時間ほど昼寝をしないと持たないことも(笑)。
子どもたちは16時頃には帰ってくるので、それまでに今度はスーパーに行っておやつや足りないものの買い物に。その後はすぐに夕飯の準備や、習い事がある日は送り迎えをしていますね。
基本的に夜までバタバタなので、ひとりの時間はとても貴重。朝、子どもたちを送り出した後にカフェに立ち寄るのですが、唯一の癒しタイムになっています。