「3キロ太ると本当に戻らない」50歳・インリンの美ボディを支える、家の中で“縄跳び100回”習慣
過激な衣装と大胆な「M字開脚」で、平成のグラビア界を牽引したインリンさん(50歳・旧芸名:インリン・オブ・ジョイトイ)。
「エロテロリスト」の異名で、自立した強い女性のアイコンだった彼女も今では3児の母。
インタビュー後半では、当時のイメージと素の自分との間で揺れ動いた葛藤、50代を迎えて再びカメラの前に立った理由、そして今日から真似できる美容と健康のメンテナンス術に迫ります。
【インタビュー前半】⇒50歳・インリン「メンタルが崩壊しかけた」日本での“孤独な産後”を明かす。今は朝6時起きで市場へ通う3児の母に

──前編では、電動自転車で市場へ買い出しに行くなど、リアルな生活を明かしてくださいました。きらびやかなグラビアのイメージとのギャップがとても新鮮でした。
インリン:本当に普段の私はとても地味なんですよ~! きっと台湾の他のママさんたちのほうが派手だと思います(笑)。皆さん、おへそが出るようなトップスやピタッとしたレギンス姿で街を歩いていますからね。
──日本では「インリン・オブ・ジョイトイ」として活動されていましたが、台湾では「ひとりの母親」としての生活に、ギャップや戸惑いを覚えたことはありませんでしたか?
インリン:実は私、「◯◯ちゃんのママ」って言われた方にどこか安心した気がするんです。素の自分に戻れるというか、肩の力が抜けたというか。
当時の「インリン・オブ・ジョイトイ」は、世間に対して「強い女性」「自立した女性」というメッセージを発信するアイコン的な存在だったので、私自身も全面的に“強さ”をアピールしていました。あのM字開脚も、そういったメッセージを込めて生まれたものだったし。

──思えば当時の日本は、いわゆる「エビちゃんOL」などに代表される、「愛され」や「モテ」が全盛の時代でした。その中で強さやセクシーさ、主体的なエロスをアピールするインリンさんの存在に、救われた女性も多かったはずです。
インリン:そう言っていただけると嬉しいです。一方で、皆さんが抱いているイメージを「裏切らないようにしたい」と思えば思うほど、少しずつ素の自分とはかけ離れていく。そういったギャップへの葛藤は、当時はずっと抱えていましたね。
写真集がブレークしたことをきっかけにテレビのバラエティ番組にも出演するようになったのですが、当時は「写真とのイメージが違う私が、バラエティ番組に出てもいいのかな」と悩んだこともありました。
実は「もうテレビには出たくない」って事務所に言ったこともあったのですが、「出て損はないし、そこから世界が広がるかもしれない」とアドバイスをいただいて。
バラエティ番組に出演させていただくのは楽しいのですが、あの独特の緊張感の中ではいつも迷子みたいになってしまって。その点、グラビアはカメラの前に立つと、不思議と“スッ”とその世界に入り込める感じがします。

──2025年には、デジタル写真集『BACK TO THE M』をリリースされ、M字開脚も披露されていましたね。50歳目前にグラビアに再び挑戦された理由は何だったのでしょうか?
インリン:カメラマンの野村誠一さんからお声をかけていただいたのが大きかったですね。かつての「エロテロリスト」といった過激さではなく、野村さんらしい上品で大人の女性のセクシーさを感じられる写真がとても好きなので、20年近く経った今、また撮っていただけるのは本当に嬉しかったです。
さらに現場のヘアメイクさんやスタイリストさんも、当時とまったく同じメンバーが集まってくださったんです。20年経ってもみんな現役で、元気で再会できた現場は、まるで同窓会みたいで感激しましたね。

──50歳の今も圧倒的な美ボディを維持されているインリンさんですが、読者が真似できるような日々のメンテナンス術を教えてください!
インリン:私はもともと食べるのが大好きなので、我慢しすぎるとストレスが溜まっちゃうんです。なので「食べないダイエット」は絶対にNG。撮影が決まったら2~3週間かけて身体を徐々に絞るようにしています。
その期間は朝食をしっかり食べて、昼と夜は少量にする「朝集中型」にしています。普段は夜遅くに食べてしまうこともあるのですが、絞る時期は、夜8時以降はお水以外、一切口にしません。アラフィフになると、3キロ以上太ると本当に戻りづらくなるので、普段から体重の増減は2~3キロ以内に収めるようにキープしていますね。
──台湾といえば、小籠包や胡椒餅などいわゆる「粉ものグルメ」の誘惑が多いイメージですが、食事で気をつけていることはありますか?
インリン:住んでいると、夜市に行ったときくらいしか粉ものってそこまで頻繁には食べないんですよ(笑)。私も昔はお肉やラーメンが大好きだったのですが、最近はすぐに胃もたれするようになってしまって……。なので、今は野菜をしっかり食べるように心がけています。
一番手軽でおすすめなのは、お野菜やお豆腐など好きな具材をたくさん入れた「野菜のお鍋」。ポン酢でシンプルにいただくことが多いのですが、栄養が丸ごと摂れてヘルシーなので、撮影前の時期には欠かせません。電鍋(台湾ではおなじみの万能調理家電)で油を使わない蒸し野菜や茶碗蒸しを作るのも手軽でおすすめです。

──運動や体ケアはどうですか?
インリン:一時期ヨガに何年か通っていたのですが、途中で骨折の怪我をしてしまってからはお休みしています。その代わり、自宅で寝る前のストレッチは毎日欠かさずやっています。あと、最近ハマっているのが縄跳び!
台湾の家は意外と床が頑丈なのか下の階にも音が響かないので、家の中で100回くらいピョンピョンやっていますね(笑)。暑い時期でも室内で手軽にできて、本気でやると汗かくんですよ。
この何年かは、年齢が出やすい髪の毛のケアにも気を遣っています。白髪や抜け毛の予防になると聞いて、最近はクリニックで「頭皮鍼(美容鍼)」をやってもらっています。頭皮に鍼を刺してもらうのですが、血行が良くなって、抜け毛が減った気がしています。知り合いのお医者様いわく、頭にはたくさんのツボがあって内臓の健康にも繋がっているのだとか。
50代も無理せず、自分のペースで日々メンテナンスをしながら、仕事も子育ても元気に楽しんでいきたいですね。

<取材・文/アケミン 撮影/林紘輝>
「ママになって素の自分に」エロテロリストのイメージとのギャップ

「もうテレビには出たくない」と訴えたことも

50歳目前で再びカメラの前で「M字開脚」した理由

「3キロ太ると戻らない」50代の美ボディメンテ術

家の中で100回! 50代の縄跳び習慣とリアルな「髪悩み」


アケミン
週刊SPA!をはじめエンタメからビジネスまで執筆。Twitter :@AkeMin_desu
























