「ごきげんよう」に「朝ズバ」…40歳・元TBSアナが地元北海道で実感した、平成テレビの“共通言語”
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(40歳・以前は小林悠として活動)。
20年間生活した東京をあとにして、故郷北海道で自然や犬との気ままなシンプルライフを楽しむアンヌさん。本連載では、40代の今だから感じる日々のあれこれを綴ります。
【過去記事】⇒連載「アンヌ遙香の北海道シンプルライフ」を読む
第100回となる今回は、アンヌさんが北海道のお気に入りスポットを紹介。そこから、北海道ならではの魅力について綴ります(以下、アンヌさんの寄稿です)。
秋。私が生活する北海道は収穫の季節。農家さんたちが特に忙しくなる時期ではありますが、その恵みを存分に味わえる「収穫祭」ともいうべきお祭りの数々が自治体ごとに執り行われます。
私は先日、真狩村(まっかりむら)のお祭りにてトークショーを、というご依頼を受け駆けつけてまいりました。
真狩村とは「蝦夷富士」こと羊蹄山のふもと人口2000人ほどの村。札幌から車で1時間から1時間半ほどでしょうか。細川たかしさんの出身地として知られています。有名な観光地ニセコなども近く、キャンパーや犬連れにも大人気。
なにより迫力満点の羊蹄山をどどん! と見上げられるあの景観はとにかくすごい。農産物もジャガイモやゆり根など美味しいものがたくさん。ぜひ一度足を運んでいただきたい限りなのですが。
その真狩村で年に一度開催される「ほくほく祭り」。じゃがいも掘りや、農産物などのオークション企画まで開催され、近隣から多くの人々が詰めかける、北海道らしさがつまった最高のイベントなのです。
その華やかなお祭りの「司会」ではなく、「ゲスト」として登壇させていただくトークショーということで、少し私は考えました。
職業柄さまざまなイベントの司会はさせていただきますし、トークショーも経験があります。ただ異なるのはお祭りの場、ということ! 小さいお子さんもたくさんだし、中にはお酒を飲んで楽しくなっている方もいるでしょうし、なによりお祭りならではの楽しい空気感を壊したくない! ということで、私がひらめいたのが、「ライオンのごきげんよう」方式。
「ライオンのごきげんよう」は、フジテレビ系列にて1991年(平成3年)1月7日から2016年(平成28年)3月31日まで平日の13時台前半に放送されていた帯トークバラエティ番組。
司会は小堺一機さん。ゲストが順番にサイコロを振って、サイコロに書いてあるテーマに沿ったトークをしていく番組でした。黄色い背の高いライオンさんの着ぐるみ、わかる方はわかりますよね?
私は今年41歳。
「ごきげんよう」は中間テスト期間など早めに帰宅できた日によく見ていましたっけ。昼食を食べた後速やかにまた翌日の勉強をすればよいものの、「ごきげんよう」からの「昼ドラ」そしてチャンネルをTBSに変えての「ジャスト」が黄金パターン。
あー勉強しなきゃな……と思いながらも背徳感たっぷりにお昼のバラエティを観ているあのなんともいえない自宅の空気感。母親が帰ってきたらあわててテレビを消して2階に駆け上って勉強していたふりしたりとかね。ああ思い出す。懐かしい。
北海道の秋は“収穫祭”の季節。真狩村「ほくほく祭り」へ
お祭りのトークショーで思いついた「ごきげんよう」方式
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