また『ラヴ上等』シーズン2に関しては、8月5日に法務省保護局が「更生保護」の啓発のために、『ラヴ上等』シーズン2とコラボしたポスターを発表。「犯罪歴も含めてウリにする番組を、政府が持ち上げるとは何事だ」として、SNSで批判の的となりました。
この法務省炎上の一の矢がまだ落ち着いていない中で、「人に火をつけた」発言が二の矢となり、MEGUMIさんの出演者擁護が三の矢になってしまったとも言えます。
一連の炎上を食い止めるはずの三の矢が意味をなさなかったのは、非常にもったいなかったのではないでしょうか。

最新刊『わたしはこれでやせました』(MEGUMI著、ダイヤモンド社、2026年5月)では、美しいボディを披露。3年前の『キレイはこれでつくれます』は60万部を突破した
またMEGUMIさんの声明文に端を発し、ヤンキーをコンテンツ化して商売していることへの指摘も相次いでいます。
MEGUMIさんは番組制作の裏話として、自分も元ヤンキーだった旨の発言をしており、出演者たちのむき出しの人間性に理解を示しています。一方で、自身の息子は中学3年からヨーロッパに留学させて超高額な留学費用を払っていると公言していることから、「ヤンキーで稼いだ金で、息子をエリートに育てようとするとはエグい」という声も出ています。
もちろん他人の家庭の子育て方針に口を出すべきではありません。しかしMEGUMIさんがしばしば子どもの留学費用について発言してきていることと、今回の『ラヴ上等』の炎上を線で繋いだときに、どうしても違和感を覚えてしまう人がいるのでしょう。
2023年に夫であるDragon AshのボーカルKj(降谷建志)さんの不倫が週刊文春で報じられ、同年、離婚してシングルマザーになったMEGUMIさん。その後は女優、美容本のベストセラー連発、コスメブランドの実業家、ママタレと、仕事にまい進し、グラドルのイメージから脱却して「逆境を乗り越えた強い女性像」として評価もうなぎ上りでした。
『ラヴ上等』シーズン1の大ヒットを受けて制作された今回のシーズン2でしたが、今回の炎上で火に油を注いだ点を見ると、プロデューサーとしてまだ力量不足である印象は否めません。
また、この3年で急激に“肩書き”が増えて、収拾がつかなくなっている感も。
たとえば、ヤンキーの世界を当事者目線でプロデュースするなら、息子の留学の話はしないほうが賢明でしょう。しかしママタレとしてのニーズも取りこぼしたくないのか、矛盾やセルフプロデュースの甘さを指摘する声もあります。
そういえば、今年4月にMEGUMIさんと高市早苗総理が唐突に行った“美容対談”も、「中東危機の中、何やってんだ」と呆れられて、MEGUMIさんのプラスにはならなかったのでは。
『ラヴ上等』シーズン2は8月18日に最終話が配信されます。配信後の反響やMEGUMIさんの今後の発信にはまだまだ多くの人が注目しそうです。
<文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中