『Tシャツが乾くまで』高橋文哉はなぜイライラしていたのか? 最終話で明かされた「夫婦2人が好きだから」という本音
恋愛映画初主演作でもイライラ男子を演じていた
2019年、高橋は『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で初の21世紀生まれライダー俳優になった。恋愛リアリティ番組『太陽とオオカミくんには騙されない』(AbemaTV、2018年)にも出演歴があり、とびきりキュートな見た目は、令和のきらきら俳優を代表する存在感を放ち始めた。 2010年代の映画界は、主に少女漫画を原作とするいわゆる「きらきら映画」量産の時代だったが、そのトレンドが下火になった2020年代、高橋は『交換ウソ日記』(2023年)に出演し、「恋愛映画初主演」という表記が使われていた。 高橋が演じたクールな塩対応系キャラは、きらきら映画時代の男子キャラたちとは一味違った。 中盤のカラオケ場面では、桜田ひより演じるヒロインに対して、かなり強火で苛つくやり取りが描かれた。ほとんどきらきら映画的なノリであるはずの恋愛映画初主演作であるにもかかわらず、どこかきらきら感を排すようにイライラ男子を演じていたのだ。 2024年には、ヤンキーといじめられっ子を一人二役で演じた主演ドラマ『伝説の頭 翔』(テレビ朝日系)が放送され、2026年は注目の実写化映画『ブルーロック』で唯我独尊的なダークサイドを時折のぞかせる、主人公のサッカー男子を演じている。 そして最終話の直人は咲子に「2人のこと好きだし、理解もできるから、余計イライラしました」と、イライラしていた理由を説明する。 全話を通じてキャラクターのいら立ちを見事に表現した高橋文哉にとって、イライラ男子役も今後の重要なレパートリーになるだろう。 <文/加賀谷健>
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