タイ・ベトナムの予約が急増中。9月の燃油サーチャージ値下げと円高で「家族で数万円安くなる」海外旅行の最新事情
新卒から18年半、テレビ朝日のアナウンサーとして、報道、スポーツ、バラエティなど多岐にわたる番組を担当してきた大木優紀さん(45歳)。
40歳を超えてから、スタートアップ企業「令和トラベル」に転職。現在は旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の広報を担当。さらに2025年10月には、ハワイ子会社「ALOHA7, Inc.」のCEOに就任し、家族とともにハワイへ移住。新たなステージで活躍の場を広げています。
第61回は、旅行会社勤務の大木さんが、9月以降の燃油サーチャージと為替の変化による、海外旅行の明るい兆しについて綴っています(以下、大木さん寄稿)。
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「海外旅行は、高すぎて無理……」
燃油サーチャージの高騰、円安の影響もあり、ここ数年、海外旅行を諦めていた人も少なくないのではないでしょうか。
ところが、ここにきて、少し明るい変化が見えてきました。
旅行アプリ「NEWT」のデータを見てみると、8月の週ごとの平均予約人数と、9月に入ってからの1週間を比べたところ、予約してくださる方の数がおよそ15%増えているんです。
円安で海外旅行を控えていた人たちが、近場の旅行を中心に、「待ってました」とばかりに予約を始めている。そんな動きが、少しずつ見えてきました。
今日は、そんな「海外旅行の潮目」の変化について、お話ししていきたいと思います。
なぜ、ここにきて、海外旅行の予約が増えてきたのでしょうか?
ずばり、「燃油サーチャージの値下げ」です。
今年の5月から8月にかけて、中東情勢の影響により、燃油サーチャージがとても高い水準になっていました。
それがようやく、潮目が変わろうとしています。過去最高水準に達していた、燃油サーチャージがこの9月発券分から久しぶりに値下げされました。
航空会社の平均で見ると、大人4人家族の場合、ベトナム・ダナンでおよそ4万4000円、タイ・バンコクで4万円、台湾や香港でも2万5000円ほど負担が減る計算です。移動費だけでこれだけ下がってくると、旅行のハードルが一気に下がります。
そして、ここでぜひ知っておいていただきたいのが、燃油サーチャージが確定するタイミングです。燃油サーチャージは「旅行するとき」ではなく、「航空券を発券するとき」の金額が適用されます。
つまり、今の燃油サーチャージが安いタイミングで航空券を発券しておけば、仮に2か月後に燃油サーチャージが値上がりしていたとしても、今の金額のまま旅行することができます。
実際、ハワイで暮らしている私も、東京への出張に備え、この9月にサーチャージが下がるタイミングを見計らってチケットを発券しました。ハワイ発の航空券も、航空会社によって差はあったものの、往復で2万円弱くらい安くなりました。
もちろん、燃油サーチャージがこの先どう動くのかは、私たちにも予想できません。
しかし、「今ならいつもよりお手頃な価格で予約できそう」と、今が予約のタイミングだと考えている方が多くここ最近の予約増加につながっているのかなと見ています。











