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芦田愛菜に実写『薬屋のひとりごと』は「合ってない」の声も。清楚なイメージを覆す“毒と凄み”の演技力

可愛いだけじゃない“凄み”ある演技力

 一方、芦田さんは起用社数ランキングで1位になるほどCMに引っ張りだこで「明るく元気」「清純で煌びやか」な姿が多く見られます。ここは猫猫像と乖離していると言って良いかもしれません。  さらに芦田さんは学業優先でドラマ・映画出演をセーブしていた時期もあるため、印象が『マル・マル・モリ・モリ!』とCMで止まっている視聴者も多いはずです。ただ、『マルモのおきて』といった代表作以外の芦田さんの演技にも着目していくと、印象が変わるはず。
 9歳で主演した『明日、ママがいない』(日本テレビ系)は児童養護施設が舞台で、芦田さん演じる佐々木キララは赤ちゃんポストに預けられていた少女。辛い生い立ちを持ち厳しい施設で生き抜く子ども達のリーダー的存在で、口も態度も悪い。  大人を時に冷笑的に、時に反抗的に睨み、いざこざがあれば激昂したり取っ組み合いの喧嘩をしたりと、ダークさ全開の芦田さんが見られます。あまりの凄みに筆者も「もはや愛菜ちゃんじゃない、愛菜姉だ…」と驚愕させられました。  同作でのキララの陰や毒っ気はかなり猫猫に近い。また、里親候補の前では猫をかぶって良い子ぶるなど、本心を隠して別の顔を見せる様は、メイクによって自身の見せ方を使い分ける猫猫に通じるものがあります。

強い「芯がある」という共通点

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日テレ系)では、いじめに遭い自ら命を絶つ女子高校生・鵜久森叶を演じています。人生2週目に入った彼女は、自分の傷にも他者の痛みにも敏感で、教室の空気の歪みにもよく気が付く。  猫猫も後宮の人間関係、事件の真相、毒の痕跡を冷静に俯瞰で見ることが出来る女性です。内に秘めた強い意思で、周囲に流されず立ち向かおうとする姿は叶にも猫猫にも共通していると言えるでしょう。
 また、主演映画『メタモルフォーゼの縁側』では、BL漫画好きの女子高校生・佐山うららに扮しています。彼女は、社交性が無く目立たない存在で、それでも興味のあるBL漫画については目を輝かせ生き生きとなる。  これは、猫猫が恋愛や人間関係に無頓着でありながら、薬や毒のこととなると好奇心が一気に表出するオタク気質であるところと類似しています。
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自閉症役への批判。韓国版を“完コピ”しない理由
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