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絶縁された父と同姓同名の別人に連絡したら…?松本穂香が「大傑作」と絶賛する映画『私たちは、ちょうどいい。』の温かさ

 数々の映画やドラマに出演している女優の松本穂香さん。大の映画好きでもあるという松本さんが世界各国の映画祭で高い評価を得たヒューマンドラマ『私たちは、ちょうどいい。』について語ります。
松本穂香

松本穂香

最高な時間と最悪な時間が交互にやってくる

『私たちは、ちょうどいい。』

『私たちは、ちょうどいい。』より(以下同)

 今回、わたしがご紹介させていただくのは、映画『私たちは、ちょうどいい。』です。  主人公のリリーは幼い頃に母に捨てられ、家族は自分勝手な父だけ。ある日、一方的に父から絶縁を言い渡され、連絡手段を失ったリリーはFacebookで父、ボブ・トレヴィノの名前を検索し友達申請をするが、その中身は同姓同名のまったくの別人だった。  大傑作でした! ほんわかしたポスターとは裏腹に、物語は衝撃の連続。それも最高な時間と最悪な時間が交互にやってくるので感情が大忙しでした。

今まで目を背けていた事実と向き合うことに

『私たちは、ちょうどいい。』 夜があるから朝が来る。雨が降らないと虹は見られない。文字にすると綺麗事に見えてしまうかもしれませんが、こうして映像で観ると本当にその通りで。  思い切りネタバレしてしまうと、実の父親のボブは血が繋がっているだけの最低な父親で、人違いのボブはリリーを心から気にかけてくれる素敵なオジサン。  人違いボブとのかけがえのない時間を過ごしたことで、リリーは今まで目を背けていた事実と向き合うことができたと思うんです。
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人が人を思いやることの温かさ、尊さ
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