新潟県出身で32歳の木竜さんは、14歳でスカウトされ2014年に俳優デビュー。10代から20代初めの頃はマクドナルドなど様々な大手企業の広告に起用され、CMガールとして注目されていました。2018年には映画『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』などで数々の映画賞を受賞。
近年はドラマ『ラムネモンキー』(テレビ朝日系)の謎めいた女教師役、Winny裁判を題材にした映画『Winny』や、史実を基にした映画『福田村事件』などの話題作にも出演し、それぞれで鮮烈な印象を残しています。
また、NHKドラマに数多く出演する、いわゆるNHK御用達俳優としても有名です。NHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』では主演を務め、2025年10月度のギャラクシー賞を受賞しました。
彼女が演じるどの役も、作品視聴後に役柄だけで容易に活躍を思い出せることが彼女の女優としての強さ。作品の世界に溶け込みながら個人としても存在感を残すその強い魅力が、昨今業界内で評価が高い理由なのでしょう。
不思議なことに、多くの作品で「ものごとの真実・真理を問うまっすぐな女性」の役を演じている木竜さん。
2023年の田中みな実主演のNHK『悪女について』では、謎めく女の真実を追う作家、『福田村事件』では事件を追及する女性記者、『Winny』では陥れられた開発者を弁護するチームの一員、ドラマ『エルピス』では殺された妹の真相を知ることを願う姉の役でした。
どれも印象的なのは、彼女の凛とした存在感と、全てを見透かすような力強い目力があってこそ。どの役柄にもキャラクターの強い芯を感じることができます。『ブラッサム』の忍も早くもそんな雰囲気を醸し出しています。