
そして、もうひとつのギャップが、物価の高さです。私の肌感覚的に、日本の生活費の2.5倍くらいはかかっているかなと思います。
ハワイの物価をイメージしてもらいやすい例として、世界のビッグマックを比較する、「ビッグマック指数」を挙げてみます。
東京だと、ビッグマックの単品の値段が約500円。それに対して、2026年のハワイでは、ビッグマック単品で、5.99ドル。1ドル=157円(2026年10月6日現在)の為替レートで日本円に換算すると、約940円になります。
そして、特に高いのが日本の製品。
ハワイには日本のスーパーやドン・キホーテもあるので、日本の食品を日本にいるみたいな感覚で買うことができるのですが、日本のものとなると、約3倍、下手すると5倍くらいに感じることもあるほどです。
日本の商品が身近に手に入るのはありがたいですが、日本にいるときと同じ感覚で買い物をしていたら、あっという間に家計が膨らんでしまうのが現実です。
ハワイで暮らすということは、こういった「小さな出費の積み重ね」と向き合うことなのだと、この1年で実感しています。
では、そんな物価の高いハワイで、我が家はどうやって生活しているのか。実際に暮らしてみて、自然と身についた節約術をご紹介します。
まず、お水を必ず持ち歩くようになりました。
ハワイではウォーターボトルを持ち歩くのがごく当たり前。暑くて乾燥しているので、大きなボトルを日常的に持ち歩いている人も多いです。
日本のように自動販売機がたくさんあるわけではなく、ABCストアなどで買うと500mlの水1本でも3〜4ドルほど。家族全員が毎回買っていたらかなりの金額になるので、我が家も子どもたちを含めて、水筒を持って出かけるのがルールになっています。
二つ目は、基本的に自炊を徹底しています。
東京にいたころは、仕事が遅くなると気軽に外食していましたが、今は郊外に住んでいることもあり、そもそも「ちょっと食べに行こう」が簡単ではありません。さらに、外食には料理代に加えて税金やチップもかかるので、ハードルの高さが日本とは全然違います。
自然と自炊が中心になりました。
そして三つ目は、無駄な買い物が減ったこと。
ハワイはさまざまな人種の人が暮らしていて、ファッションやトレンドも多様。いい意味で人の目を気にしないので、「流行っているから買わなきゃ」という感覚がなくなっていきました。
男性はアロハシャツを着るというビジネスマナーがありますが、女性はだいたいワンピースを着ていればOKです。
私自身も、仕事ではワンピースを着ることが多いのですが、何着かをずっと着回しています。
「周りからどう見られるか」より、「自分にとって本当に必要か」を基準にお金を使う。ハワイに来てから、そんなメリハリが自然と身についたように思います。