
大通ビッセ
しかし!ここでもうひとつ、私の心をつかむものが。大通ビッセの1階には、いろいろなスイーツを楽しめるコーナーがありいつも大賑わい。そこで見つけてしまいましたよ……。
きのとやの季節限定「栗のプリンソフト」の看板を。プリンの上にモンブラン、さらに大きなソフトクリームがどーんと乗って、キャラメルソースまでかかっているという、聞いただけでよだれがでてくる一品。

しかも、大通店限定だというじゃありませんか!! これは食べるしかないでしょう! ……いや、待って。この日は10月半ばにも関わらず峠に雪が積もった日。
札幌のお昼の気温は、なんと7度。そんな日に、巨大なソフトクリームを食べるのか。自分でもちょっと思いましたよ。限定おにぎりを求めて動いた私が、ここで限定モンブランソフトを見過ごせるはずもありません。テイクアウトし大通公園へ。
気温7度でソフトクリーム。北海道暮らしの小さな幸せ

周りでは、木々に冬囲いをするなど、冬を迎える準備が着々と。そんな中、ソフトクリームを食べている人なんて、私以外には見当たりません。
でも、いいんです。おいしいんですから! 考えてみれば、その日の私は、セイコーマートで季節限定のおにぎりをゲットし、大通店限定のソフトクリームまで楽しんでいるわけです。
しかも、観光名所テレビ塔を眺めながら大通公園で。うふふ、楽しそうでしょう? 私は東京で20年暮らしました。東京にも、もちろんおいしいものはたくさんあります。
ただ、本当に心の底から「おいしい!」と思えるものを日常的に楽しもうとすると、それなりにお金をかけたり、食材を選ぶために少し高めのお店に足を運んだりすることもありました。
もちろん、東京にも手頃でおいしいものはたくさんあります。それでも、北海道に帰ってきて改めて感じるのは、身近なところに、食の楽しみがびっくりするくらいたくさんあるということ。
セイコーマートで、北海道の季節を感じるおにぎりが300円もしないくらいで買える。街の中心部で、地元のお店のおいしいソフトクリームを気軽に楽しめる。酪農大国北海道はソフトクリーム帝国でもありますからね。こういう小さな幸せが、普段の生活の中に数えきれないくらい潜んでいるのです。