『ヒマチの嬢王』は、実質的に地上波テレビから干されている永野芽郁さんの母親役が、4度のスキャンダルでもテレビに出まくっている斉藤由貴さんというわけです。
しかも本作で永野さんはプロデューサーも担っています。つまり彼女は、斉藤さんをあえてキャスティングしたのではないかという推察もできるのです。

永野芽郁、2027年カレンダー。Instagramにはいまだに、スキャンダルに粘着するコメントがたくさん
清純派ブランドが崩壊した永野さんですが、もう27歳ですし、役者として清純派一本のイメージだけで勝負していくのは厳しくなっていたかもしれません。
清廉潔白なキャラや正義感が強いキャラといった、王道の主人公像ばかり演じていると役の幅が狭くなりがち。そうなると需要が先細りになっていくリスクも高いため、遅かれ早かれリブランディングする必要があったのではないでしょうか。
役者と役柄は別人格ではありますが、そうはいってもメディアでの言動やプライベートの報道によって俳優のパブリックイメージが固まっていくため、一般の視聴者たちはその印象を演じる役柄に投影することでしょう。
そう考えると、永野さんが王道の清純派キャラを演じるのはもう難しいでしょうが、逆に言えば魔性の女役やヨゴレ役であれば、いまの彼女に激ハマりするかもしれません。
永野さんも数年後には30代になりますので、どのみち清純派路線からシフトチェンジして、酸いも甘いも噛み分けた大人の女性像を確立していく必要があったはず。結果的にリブランディングする時期としては抜群のタイミングだったとも考えられます。

永野主演のNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』も、12月3日から配信開始(Netflixより)
『ヒマチの嬢王』で歌舞伎町の元No.1キャバ嬢役を演じる永野さんですが、ハードなフェミニスト役で主演するNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』も、12月3日から配信開始予定。どちらの作品も清純派イメージとは異なる主人公像ですから、いまの永野さんだからこそ説得力が増すように感じます。