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ハワイのラウンジで出会った70代男性。「最後の旅行かも」と話す彼に教わった、旅の本当の価値

旅は人生の歴史を刻む「年輪」や「目次」

大木優紀さん 現代の旅行は、デジタル化やコスパ・タイパ、SNS映えといった言葉で語られることも多いと思います。でも、今回のお客様とお会いして、旅とは本来、家族や個人にとって、人生の歴史に刻まれるようなものなのだと改めて感じました。  お客様の70年という人生において、旅は単なるレジャーではありません。ご自身の変化や成長、喜びも悲しみも含めて、家族の歴史を刻む年輪や目次のようなものになっていました。  旅行業、そして旅を生業とする立場として、お客様の人生に、大切な「人生の1ページ」をつくるお手伝いができるのだと、改めて実感することができました。  旅というのは、もちろん、知らない世界に触れ、訪れた土地を舞台に新たな体験を重ねることです。でも、本当の意味で見つめているのは、その時々の自分自身の立ち位置なのだと思っています。  旅を単なる消費として捉えるのではなく、人生の節目として捉えてみる。そうすることで、旅を計画する時間も含めて、旅は、日々の暮らしをより豊かなものにしてくれる。  今回のラウンジでの出会いを通じて、そんなことを改めて感じることができました。 【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」 <文/大木優紀>
大木優紀
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母
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