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「きょうは会社休みます。」の現実 年下大学生とアラサー女子、恋の温度差はツライ

「きょうは会社休みます。」公式サイトより

「きょうは会社休みます。」公式サイトより

 綾瀬はるかさんが演じる男性経験ゼロのアラサー女子が、現役大学生との社内恋愛に翻弄される「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系)。  こじらせ女子な花笑の戸惑いと田之倉くんの真剣な想いの交差に、毎回キュンキュンしながら釘付けになっている人も多いのでは? 思わず、年下大学生との恋を夢見てしまいますよね。  そんなドラマと同じような世界を実際に経験したマキさん(仮名/28歳)が、大学生との社内恋愛のホンネを語ってくれました。

甘えん坊な年下くんは 刺激的だったけど……

 マキさんが勤める飲食店は大学生のアルバイトも多く、最初は彼を意識もしていなかったそうです。  正社員とアルバイト。それ以上でもそれ以下でもない関係でしたが、彼の起こしたトラブルをマキさんが対処したことで二人の距離は急接近。 「その日以降、彼から話しかけてくるようになったんです。そのうち二人で飲みにも行くようになって、ある日、別れ際に抱きしめられました。そのまま自然にキス。『付き合おう』の言葉はありませんでしたが、彼の態度で実感していきました」  はじめは職場での立場や6歳の年の差に悩んだそうですが、彼のまっすぐな愛情表現に不安はすぐ消えたそう。 「とにかく甘えん坊。いつもどこか触れ合っていて、キスもHもしょっちゅう。職場では公にしていなかったので、胸ポケットに挿すポールペンの種類で待ち合わせ場所を決めたり、休憩室でこっそりキスしたりと刺激的でした。仕事中に注意をすると、後で会ったとき拗ねるんです。母性本能くすぐられまくりですよ(笑)」  そんな甘え上手な彼にどんどん夢中になっていったマキさん。しかし、楽しいことばかりではなかったようで……。

デート代は自分持ち アラサーの負い目を感じる日々

「彼はバイト仲間やサークルの友達と遊びに行くことも多くて、寂しいのに笑顔で『行っておいで』なんて強がっちゃうんです。連絡が来るまで心配で、眠れないまま朝を迎えたことも多々ありました。」  まだまだ遊びたい盛りの彼と、本音を言えない年上のマキさん。マキさんが休みの日でも彼の予定を尊重して会いたい気持ちを抑えたり、彼の女友達へ嫉妬しても気にしていない振りをしたり「年上だから!」と我慢ばかり。  しかも彼はバイト代しか収入がないため、デート代もマキさんがほとんど負担していたそう。  会えない寂しさを抑えつつ彼のわがままを聞き、我慢を重ねても“理解のあるアネさん彼女”を演じてしまうのは、アラサーの負い目があったからだといいます。

アネゴの我慢にも限界はある!?

 彼から甘えられることに幸せを感じながらも、自分の気持ちは抑えてきたマキさん。そんな彼女の我慢が、彼の就職活動中の一言でついに爆発してしまいます。 「内定が決まらないことで苛立つ彼をなぐさめたり励ましたり、力になろうとしていたんです。卒業すれば結婚も夢じゃないし。  でも、数回目の不採用通知が届いた日に『高卒で就職したマキに俺の気持ちは分からない』と言われて。その言葉を聞いた瞬間、『今まで我慢しっぱなしだった私の気持ちを分かってないくせに、ふざけんなー!』って、今まで私が我慢していたことを全部ぶちまけて別れちゃいました」  会えない寂しさ、ワガママや甘えたい欲求の封印、若い女の子へのヤキモチ、経済的負担……。 「我慢していたすべてを口にしたらスッキリ! 彼は呆然としていましたけどね(笑)」  もう我慢する恋はコリゴリ……と言いながらも彼の甘えん坊エピソードを嬉しそうに語る姿が印象的でしたが、現実はドラマのようにキュンキュンだけではないようです。 ⇒【YouTube】「きょうは会社休みます。」田之倉マジック【第1話】 http://youtu.be/qOltCoqRXp4 http://youtu.be/qOltCoqRXp4 <TEXT/千葉こころ>
千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。
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