年末年始のごあいさつから、バレンタイン、送別会などと、なにかと贈りものをするシーズンがやってきました。 　職場や友達関係で気になる彼がいるというあなたにとって、相手の負担にならない贈りものは気持ちを伝えるチャンスです！ 　そこで、ギフトコーディネーターの冨田いずみさんの著書『センスがいいと思われる贈りもの美人の作法』（KADOKAWA）のメソッドから、彼のハートをギュッとつかんで一歩進んだ関係になれる「贈りものの極意」をご紹介しましょう。 ●POINT1「ウンチクを語れる定番を選ぶべし」 　流行に敏感な女性ほど定番を避け、知る人ぞ知る一品や目新しい流行の品を選びがち。しかし男性に喜ばれるのはウンチクを語れるような品。つまりこだわりの製法や伝統がある「定番」です。少なくとも、男性によく知られているブランドを選んだほうが効果的です。 ●POINT2「とにかく想像力をフルに発揮して！」 　プレゼントは相手の好みがどれだけわかっているかの「理解度のバロメーター」。日頃から好みや仕草を鋭くチェックしていれば、望むものを贈れるはず！　頭から足の先までのファッションや、彼のライフスタイルまで想像力をフルに発揮しましょう。何がどんな場面で必要か想像すれば、的外れな物を選ばなくて済みます。 ●POINT3「職場の彼には2千～5千円程度のものを」 　あまり豪華な品を職場の男性に贈ってしまうと誤解を招く可能性があります。さらに、お返しに困らせてしまうかもしれません。気持ちを表す程度の「消えもの」を贈りましょう。 　職場の男性と同様に、相手の負担となるような金額の品は避けるべき。品物から話題が広がるような物や、便利グッズやユニークな新商品などを、「情報交換ツール」のような意味合いで贈りましょう。2千～5千円程度が相場です。 　やはりパートナーに贈りたいのは、「身に着けて相手の存在を常に身近に感じられるもの」。心から大切に思う気持ちを贈りものに託しましょう。 　最後に、彼のタイプ別のおすすめグッズを教えていただきました。どんな男性も、「自分のことを理解してくれている」と喜ぶこと間違いなし。男ゴコロのツボをおさえて、イイ女に近づきましょう！ 【タイプ別おすすめグッズ】 ［おしゃれな彼なら］グルーミングポーチ、帽子、ソックス、インナー類など ［おうちが好きな彼なら］部屋着に最適なフットサルジャージウェア、マグカップ、なごみ系インテリア雑貨など ［お酒好きな彼なら］おいしいお酒に、これからマイグラスにしてくれそうなグラスを添えて。毎年、違う酒器を贈るのも素敵。ワインのときはペアグラスにしたり、コースターを添えたり、変化球も楽しい ［カルチャー好きな彼なら］好きそうな本とLED ブックライト、好きそうな画集や写真集、音楽ソフトなど（ソフトだけでなくハードをプラスして、トイカメラやiPod などとセットも◎） ［車好きの彼なら］カーアクセサリー、ナチュラル系カーフレグランスなど ［スポーツ好きの彼なら］おしゃれなウェア、スポーツバッグ、タオルセットなど ［お疲れ気味の彼には］一緒に過ごす時間を贈る温泉旅行やホテルステイ、二人でエステやディナーなど。二人のシチュエーションを思い浮かべ、一緒に使えるものを選ぶのもグッド ＜イラスト／菜々子＞