【彼氏いない歴もうすぐ30年、モテないアラサー女です　Vol.11】 　さて。今回は女子力が高すぎるワロミちゃんと低すぎるウエコちゃんの二人の生活の違いのお話でした。どうです？ 高低差ありすぎて奥歯痛くなってきたでしょ。歯ァ磨け!! 　果たして、女性が生きていくのに「女子力」といふものは必要なんでしょうか？ 　まず、女子が忌み嫌い、こまめに剃り落し焼き払う“ムダ毛”ですが、そのむかし体毛は紫外線や衝撃から皮膚を守るものだと祖父から聞きました。 　ムダ毛について祖父とソフトに語り合った結果、私はある結論に至りました。タイツを突き破るほどのたくましいムダ毛は、みなぎる生命力の表れではないか、と。 　オシャレなレストランで無駄に大きな皿の真ん中にちょこんと盛られた「え？ 試食？」みたいな量のパスタを食べて満足したフリしてる小食ぶった女は、スタミナが無いもんだから、トムソンガゼルなんかが襲ってきた時に真っ先に捕まりますよね。時速80キロですよ？ 逃げ切れるワケないでしょう！ 　日本にトムソンガゼルが生息してないことを喜ぶがいいさ！ ライム風味の炭酸水でも飲んでろ!! 　更に、いつでも綺麗でいたいからと常にパフパフお化粧してる女。電車の中で人の迷惑顧みず化粧してたら、電車が急停止して眼球に勢いよくルージュがぶっ刺さるかもしれません。ああ可愛そうなルージュ。唇を彩るために生まれてきたのに。眼球に刺さるなんてかわいそう。 　つまりです。昨今の女子は「女子力」を気にするがあまり、己の「生命力」を高めることをおざなりにしていませんか!? さぁ奮起せよ女子！ 　体毛を剃らず皮膚を守り、ニンニクたっぷりラーメンを常食しスタミナをつけ、外出時にも化粧を一切しない私は生き物として死角なしですよ!! 　でも気付きました。そんな女は男性に愛される資格なしだって。おあとがよろしいようで。 ＜絵と文／タワシ＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 ※この漫画＆エッセイは毎週木曜に配信予定です。 【タワシ プロフィール】 2007年よりイラストレーターとして活動を始める。北海道出身、神奈川県在住。雑誌・書籍のイラストやゆるキャラのデザイン、携帯のデコメ素材など制作。 ホームページ「ワタシはタワシ」： http://www8.plala.or.jp/tawashi/ twitterアカウント： https://twitter.com/akikomasuda LINEクリエイターズスタンプ「ゆるダジャレ」「いろいろ太郎」等いろいろ発売中！ https://store.line.me/stickershop/search/creators/ja?q=ワタシはタワシ