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ジャーサラダなら、余った野菜が天然サプリに大変身【人気料理家もオススメ】

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基本のジャーサラダ(サーモンとアボカドのサラダ)

 ジャーサラダ、流行っていますよね。  好きな野菜を層にして密閉容器“ジャー”に詰めこんでおけば、食べるときに取り出すだけできれいなサラダになるということで、一人暮らしの女性にはかなりオススメなアイデアです。  だけど、「瓶を買い行く時間もないし……」と躊躇している人も多いハズ。私自身もわざわざ瓶を買いに行くほどの価値があるのかと考えていたところ、人気料理家・枝元なほみ先生のワークショップがあるというので、体験しつつ、先生にお話を伺ってきました。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=244803

余った野菜を使いきれるのが魅力!

――枝元さん、そもそもジャーサラダの魅力ってなんですか?
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料理家・枝元なほみさん

「最初は私自身も、単なる流行りものだと思っていたのですが、実際に作ってみると、ひとつのメニューというよりも、野菜を食べるサラダが新しいステージに上がったな、という感じがしました。  魅力はたくさんあるのですが、特に素晴らしいのは『余っていた野菜を使いきれること』や『野菜を長持ちさせられること』、『透明瓶にカラフルに野菜を詰めるので、見た目がきれいで冷蔵庫を開けるたびに気分がアガること』などでしょうか。合理的で実用的なので、一人暮らしの女性には特にオススメしたいと思います」(料理家・枝元なほみさん・以下同)。 ――日持ちするのはどうしてですか? 「瓶のガラスは保存袋やプラスチック製の保存容器に比べて密閉性が高いので、ギューギューに詰めてきちんとふたをすれば空気に触れにくくなり、野菜が傷みにくくなるんです」
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お皿に移すとこんな感じ

下をドレッシング、上を葉物野菜にするのがコツ

――では、作り方を教えてください。 「はい、ジャーサラダは何をどれだけ入れて作ってもいいのですが、基本的な作り方としては、一番下の層にドレッシング、真ん中の層に野菜やたんぱく質を。そして、一番上になる層には、水分が出やすい葉物野菜を詰めるといいでしょう。なお、真ん中の層のドレッシングのすぐ上には、水分が出てもドレッシングとなじみやすい玉ねぎや、逆にドレッシングがしみ込んでもいい固めの野菜や肉、豆類などを入れるのがオススメです」
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葉物は最後に入れる

 枝元さんによれば、日持ちさせるためには、火を通す野菜、例えばブロッコリーなどは冷ましきってから入れる、野菜の水気はペーパータオルなどでしっかり取るなどのポイントが大事とか。  それらに気をつけるだけで、ジャーサラダのバリエーションは無限大に。ちなみに3月に発売された先生のレシピ本「ジャーサラダ ジャーごはん」に掲載されているジャーサラダのレシピは48個。  ジャーを使う「海老や豆腐、きのこなどの保存」の方法や、パテやデザート、果てはデザートやドリンクの作り方までを網羅。見てると簡単そうなので、忙しいときでもトライしたくなります。  
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私が作った瓶。雑に作ったけど“それなり”

また、使用する瓶については、「本ではメイソンジャーを使っていますが、ジャムなどの空き瓶を消毒して使っていただいてもOKです。  要はガラス瓶であればなんでもいいのですが、縦長のほうが使いやすいです」とのこと。  ちなみにワークショップでは、私もひと瓶分を作ったのですが、帰宅するや否や、保存する前にぺろりと食べてしまいました。  移動時間30分程度で、味はしみこんでましたので、保存用としてだけでなく、お弁当として持ち歩くのもかなりオススメだと思いました。 <TEXT/にらさわあきこ PHOTO/『ジャーサラダ ジャーごはん』(ローソンHMVエンタテイメント)より> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【枝元なほみさんプロフィール】 料理研究家。身近な素材を使った家庭料理から本格的なエスニック料理までオリジナリティあふれる料理の数々と、きさくな人柄が大人気。毎日、野菜いっぱい!枝元なほみのぜんぶ・おかずサラダ (エッセ別冊)ほか、著書多数。 【にらさわあきこ】 NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛・美容などの分野で取材・執筆活動を行なう。著書に、『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)『婚活の神様! 』 など。2015年4月から、「恋愛・婚活研究所」を主宰。幸せになりたい女性たちに向けたワークショップやセミナーなども定期開催している。 ●恋愛・婚活・キャリアカウンセリングの受付はこちらから⇒http://ameblo.jp/nirasawa-akiko
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
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