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占いによって答えが違う…何を信じるべき?

 こんにちは、ライフアップコーチのあべけいこです。前回は「よい占い師の見分け方」について書きました。今回は、それを踏まえたうえで、占いをよりよく自分の人生に取り入れるコツについてご紹介します。

セカンドオピニオンを持とう



 占いは物事の吉凶や運気、相性を見られるなど役立つ一方で、根拠のないことを信じたせいでおかしな方向に進んでしまう場合もあります。マインドコントロールされて、人生が崩壊してしまった人の話などもときどき聞きますよね。

占い そうならないために、占いについてもセカンドオピニオンを持つことをオススメします。まず能力と良識のある占い師にみてもらうことが大前提ですが、たとえ能力があっても、その人の言うことが全て正しいと信じ込まないこと。

「そういう一面もある」と考え、信頼できる2人か3人の先生の話を聞き、総合的に考えたうえで、最終的には自分で判断をすべきです。

 なぜなら、人の人格も人生も立体で多面的です。どんなに当たる占いだとしても、一方向からしか見えていないことが多いもの。同じ物事でも別の角度から見ると違う……ということは往々にしてあります。立体的なものを一つの方向からしか見ずに「こういうものだ」と思い込んでしまうことは危険です。

「よい運気の占い」を探すぐらいでいい



 たとえば、西洋占星術では「12年に1度のラッキーイヤー」と言われ、四柱推命では「12年に2年間来る最悪の天中殺の時期」と言われることがあります。完全に矛盾していますが、どちらが正しくどちらが間違っているではなくて、どちらの要素も運気の中にあると考えるほうが正しいでしょう。

 たとえば私は西洋占星術でも四柱推命でも悪くない時期に、気学という占いでは「陥入(かんにゅう)」といわれる9年に1度やってくる最悪な運気でした。

 私は気学で運気は見ないのでまったく気にしていませんでしたが、陥入が終わる頃に気学の先生から「昨年は陥入で大変だったでしょう」と言われました。聞くと、陥入の時期は健康か人間関係か経済的なことで困難や悩みが生じるといいます。

 なるほど! 確かに、その頃、経済的には非常に困窮していて、お金にフォーカスすればとても悪い時期でした。そして9年前の同じく陥入の時期も、やはり経済的に苦しくお金で苦労をしたときでした。

 しかし、私は基本的に西洋占星術で運気の流れを見ているので、自分が運気的に悪い時期という自覚はなく、むしろうまくいっていると思っていました。ただ、「幸せだけど金運だけ悪いなあ……金運がよくなれば完璧なのに」とは思っていましたが。実際、西洋占星術では金運は悪い時期でした。

 このように、どこに自分の意識を持って行くかによって、起きることは一緒でも感じ方は変わってきます。ある占いで「運気が悪い」と言われても気にしすぎることはなく、「よい運気」と言っている占いを探し、それをメインの運気と捉えて楽観的に過ごせばいいのです。「悪い時期なんだ」と思うことで自己暗示にかかり、余計苦しさを引き寄せるのは最悪です。

占い師によって結果の解釈も違う



 また、占い師によって人生や幸せをはかるモノサシも違います。占いの結果を何のフィルターも通さず伝える占い師はどちらかというと少なく、自分自身の価値観や主観を混ぜて結果として伝える方がほとんどでしょう。

 しかし、受け手側はそれがわからず、単純に「占いの結果=目に見えない大きな力の導き」と考えてしまいがちです。これが思い込みやマインドコントロールにつながりますから、やはり数人の先生に意見を聞いて、最終的に自分で判断するのがいいのです。

 たとえば、ある女性が好きな彼について神道系の霊能者の先生に聞きました。答えは「この人はぜんぜんよくない、やめた方がいい」でした。別のご先祖系の霊能者に同じ質問をすると、「すごくいいDNAを持っている。この男性の子供を産むといい」という答えでした。

 神道系の霊能者は、信心深く慎み深い人格者であるかどうかが人の判断基準で、ご先祖系の霊能者は、しっかり稼いで現実生活をキチンと築いて子孫を残すかどうかが人の判断基準でした。その差が結果の違いとして出たのです。実際、この彼は超エリートで努力家ですが神仏などは信じない物質的な方でした。

 このように、同じ占い師や霊能者でも「先祖」の観点から話をする先生もいますし、神仏的な概念で話をする人もいます。ガイドや魂的な観点から、あるいはエンジェルや精霊を持ち出す人もいます。

 同じものを見ていても、見る角度や見え方によって、違う結果になってしまうことは往々にしてあることです。だから、一人の先生の言うことを信じ込まずに、いろいろな角度からいろいろな人の話を聞くようにしましょう。

占いで婚期を逃した女性の失敗談



 占い師に「こうしたほうがいい」と言われて、その結果が悪かったとしても、その責任を占い師になすりつけるわけにはいきません。その人の話を信じ、実行した責任は自分にあるからです。

 たとえば、ある女性は霊能者の先生に「こんな容姿をした○○という名前の男性と出会う。その人が運命の相手だ」と言われ、すっかり信じ込んでしまいました。そして、新しい出会いを求めることもせず、ひたすらその男性が現れるのを待って、シングル歴を重ねてしまいました。結局その男性は現れず、5年以上も恋人がいないまま40代に突入してしまいました。

「そういう人がいるかもしれない」という程度に考えて、別な可能性にも目を開いていけば、また結果も違ったでしょう。

 またある女性は、片思い中の男性とどうしても結婚したいと霊能者に相談に行ったら「相性がいいからセックスすればすぐに子供ができる。そうしたらできちゃった婚をすればいい」と言われ、付き合う前から体の関係を持ってしまいました。結局、中出ししてもらえず、当然子供もできず、中途半端な関係を続けたあげくフラれてしまいました

 これも頭から信じ込むことをせず、キチンと手順にのっとって彼を攻略していったら結果も違ったでしょう。

 占いも自己責任で。「自分の人生は自分が決める」と考えたうえで、参考にいろいろな人の意見を聞くうちの一環として占い師を訪ねる、というように使いましょう。そうやって占いと関わっていけば、きっと人生のプラスになることでしょう。 <TEXT/あべけいこ PHOTO/Prochasson Frederic>




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