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妻に浮気されても離婚しない夫の心境

 結婚した当初はラブラブでも、時がたつにつれて、お互いに不満が出てくるもの。夫は妻のどういうところを「イヤ!」だと思っているのだろうか? 妻から見れば「お互いさまだよ」と言いたくもなるが、反面教師としてリサーチしてみた。  今回、30代の既婚男性100人にアンケートを取ったところ、妻への不満の第7位にあがった「浮気癖」。その言い分を夫側にインタビューした。

性豪妻についていけず、妻は外で浮気・妊娠

●両村義之さん(仮名・44歳・塾経営者) ●妻・明子さん(仮名・30歳・塾講師)  結婚を諦めた40過ぎ。自身が経営する学習塾で雇っていた15歳年下の女講師に告白され、両村さんは「正直、舞い上がった(苦笑)」という。交際期間半年、同棲期間なしで即入籍してしまった。 浮気,不倫「妻は家事・仕事は完璧だけど、驚くほど性欲が強かった。僕も好きなほうだが、彼女はレベルが違う。毎晩3回戦は当たり前で、朝も勝手にズボンを下ろして目覚めの一発を求めてくる始末。しかも性癖は『マゾ』で、40超えた体には虐めるのもキツくてね……」  腹上死も現実味を帯びてきたため、家族会議で、毎晩望む彼女に「せめて週2」と提案。すると彼女は「私はもっとしたいのに!」と大号泣されたという。 「しぶしぶ受け入れてくれたけど、それから毎晩彼女の部屋から一人エッチしている喘ぎ声が聞こえて。生理中だろうとお構いなし。そして結婚3年目のある晩、妻から突如『浮気相手の子供を妊娠した』と打ち明けられました」  聞けば、両村さんとの営みが減ってから、SNSで見つけた浮気相手と週3で愉しんでいたという。 「離婚を望まれたけど、一応『考え直せ』と保留。そして1か月後、『別れて中絶した。やっぱり一緒にいて』と戻ってきた。でも、近頃喘ぎ声が聞こえないから、また浮気していると思うよ……」  若い魅力と体に舞い上がったものの、オーバー40には少々荷が重い結婚だったのかもしれない。

モバゲー不倫に夢中。旦那の小遣いを削ってまで貢ぐ妻

●横山遼太さん(仮名・35歳・建築業) ●妻・由香さん(仮名・30歳・主婦) 「モバゲーを通して出会った年下の不倫相手に、私の小遣いを減らしてまで貢いでいたようで……。もう怒りを超えて呆れています」  と語るのは、今年で結婚3年目を迎える横山さんだ。 「付き合っていたときから嫁は浮気癖が少々ありましたが、『絶対に浮気をしない』という約束もして結婚をしたんです。子供も生まれて、しばらくはおとなしかったのですが、1年ほど前からこそこそとメールをしていたり、頻繁に出かけるようになって、異変に気がつきました」  何でも妻の由香さんは交際当時から“人のモノ”を奪いたい願望が強く、浮気がバレて修羅場になることもたびたびあったとか。 「昔も修羅場のたびに泣いて謝ってくるから許してしまったんですよね。毎回の修羅場で盛り上がるのも楽しかったのかな、そこまで深刻に考えていなかった。でも、今回ばかりはそう簡単にはいきません。  小遣いも『家計が苦しいから』と言われて、泣く泣く1万円の値下げに応じたのに。それを不倫相手との食事代やプレゼント代に充てていたことも白状しました。怒りをぶつけても『魔が差しただけ』と開き直る始末」  現在は、「子供もいるのに離婚なんてヒドい!」と、自分のことは棚に上げて悲劇のヒロインになりきっているが、ドラマチックな修羅場に心惹かれたのも今は昔だ。  男も女も、「結婚したら浮気しない」と約束したりするが、浮気癖は“不治の病”なのかもしれない……。 <PHOTO/Andrzej Podsiad> ― 夫が激白「妻への不満」実例集【9】 ―
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