“川谷系男子”に気をつけて!淡泊そうなのに女癖がヒドい
2016年、年初の日本列島をある意味、震撼させてしまったベッキー(31)とゲス極ボーカル川谷絵音(27)の不倫騒動。結婚を自分の両親に黙っていたうえに不倫相手を正月に実家へ連れて帰ったかと思えば、ベッキーの前に元カノとも浮気していたことまで発覚し、ファン以外の女性からは「女の敵そのもの!」「ズルすぎる!」と反感を買いまくっています。
しかし、そこまでズルいことができてしまうのは、彼に魅力があるから、と言えなくもありません。現に私の周りにも、川谷のような男性に惹かれて付き合い、振り回された女性たちが何人もいるのです。
一般に、浮気を繰り返し、女を振り回すような男といえば、男性フェロモン全開のオラオラ系です。でも、周りのさまざまな女性の声を総合すると、川谷のような男子、「川谷系男子」(と命名)には、それとは相反する以下の特徴があるのです。
・とても優しい
・見た目が細面で色白
・割と無口だけど酒好き
・淡泊そうに見えて実は性欲満点
・他の女性を好きになっても悪びれない
川谷系男子は何人も女性を好きになってしまう傾向があり、しかも悪びれません。なぜなら彼らは、その全員の女性のことが心から大好きだからです。
そんな川谷系男子に振り回された女性たちのエピソードをいくつか紹介したいと思います。
リサさん(仮名38歳・既婚)が3歳年下で会社員の川谷系男子と出会ったのは、クラブでのナンパでした。テクノミュージックやDJの話題で盛り上がり、飲みに行った帰りに結ばれたそう。
「見た目が中性的だからか、警戒心を感じさせず、心にスッと入り込んでくるんです。でも、夜のほうはかなり旺盛で、こちらがついていけないほど……。クラブも遊び慣れている感じでしたよ」
彼は実家住まいのため、ほぼリサさんの自宅に入り浸り状態。ふたりで出かけることも多く、お互いの友達にも紹介しあって、これはきっと未来があると彼女は確信していました。しかし、出会って10カ月めに事態は急転します。
「お互いに好きなDJが回す日があったんですが、一緒に行くのかと思いきや、彼からは誘われなかったんです。ひとりでクラブに行くと、そこで見たのは彼と知らない女性がイチャイチャしている光景。驚きました。ひとりならまだしも、その後も違う女とチューしてたんですよ!」
いたたまれなくなったリサさんは、好きなDJのプレイも聞かずに退散。明け方帰ってきた彼を問い詰めると、「みんな遊んでほしいって言うから」と浮気したことを悪びれる素振りはなかったといいます。全身に怒りが渦巻いたリサさんは、その場で彼を部屋から追い出し、それっきりに会っていないそう。
川谷系男子は若者ばかりというわけではありません。現在バツイチのマイさん(仮名35歳・会社員)が出会ったのは中年でした。
マイさんは23歳の時に結婚。相手は大手メーカーに勤務する当時38歳の男性で、彼女より15歳も年上でした。
「元夫は決してイケメンではありませんでしたが、細身の優しい性格で、私の言うことはなんでも賛成してくれ、財力もありました」
しかし、結婚2年目に携帯電話で夫の浮気が発覚。相手の女性は彼の会社の後輩でした。
「1回目だし、専業主婦だったので別れても生活に不安がありました。彼も謝ってくれたので許すことにしたんです」
が、そこから半年後、彼は突然離婚の申し出をしてきたそう。マイさんが理由を聞くと、「好きな女性に僕の子どもができた」。
「聞いた瞬間、ぴっくりして倒れ込みました。結婚3年目の当時、子どもが欲しくて、二人で産婦人科に通っていたので」
その後、彼が3人の女性と同時進行で浮気していたことが発覚。しかもどの女性も自分と同じような10歳以上年下ばかりだったそう。
「もちろん離婚をすることになりましたが、お互いに部屋を出て行く日まで、彼は何度も私に『今までありがとう』と泣きながらお礼を言ってくれたんですけど、詫びたことは一度もありませんでした。悪い事をしたという自覚がなかったんでしょうね」
川谷系男子はあなたのそばにもいるかもしれません。彼らは絶妙なタイミングに、可愛らしい笑顔で近づいてきます。そして不貞が明るみになった瞬間、「両成敗でいいじゃない」と言い張るのです。
<TEXT/スナイパー小林>
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【スナイパー小林 プロフィール】
1985年TBS系ドラマ「毎度おさわがせします」を皮切りに小学生からテレビおたくになり、You Tube全盛の時代になってもテレビをひたすら愛し続け、文章にする芸能ライター。ドラマもいいけどアナウンサーのディスりも、コーヒーも大好きな40歳。
川谷のような男は女性にとって魅力的
「浮気は悪い」という観念ゼロ

何度も泣きながら「ありがとう」…でも謝らない

スナイパー小林
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k