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女性のハダカは偉大!“誠実な変態”と評判の『シェル・コレクター』監督を直撃

――『シェル・コレクター』でリリーさんが海底に座っているシーンが印象的ですが、実際の海で撮影されたとか。リリーさんは海中で目を開けてのお芝居されていたわけですね。 坪田:大変だったんですよ。俺は水上のボートからモニター見てて、リリーさんは海底にいるんです。大丈夫かなって、内心ドキドキしてたんです。
『シェル・コレクター』より_2

『シェル・コレクター』より

――でも海での撮影は監督が決断されたんですよね? 坪田:まぁ、そうですけどね(苦笑)。 ――リリーさんはどんな方ですか? 坪田:芸能、芸術をするということに対しての考え方がちゃんとしてる方だと思います。普段は破天荒だとしても、創作や演じることに対しては、とてもまじめな人だと思います。じゃないと、海底のイスに座って芝居なんてしませんよ。色々と助けていただきましたし、共に作品を作っているという感じがすごくありました。
『シェル・コレクター』より_3

『シェル・コレクター』より

表現には女性の裸が必要

――『シェル・コレクター』は寺島さんの脱ぎっぷりも見事です。日本ではヌードにボカシが入ったりしますが、作品を撮る際に、この表現ならボカシが入らないといったことも考慮するものですか? 坪田:僕はあまり考えないです。前作もヘアとか映ってるし。寺島さんも映画の中にある「裸体のある画」の力強さを知ってるんです。身体表現のひとつとして。彼女は気概が違いますよ。邦画の表現の幅を広げていると方だと思います。最大限に評価される女優だと思いますね。
『シェル・コレクター』より_4

『シェル・コレクター』より

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裸体への情熱は父譲り
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