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研修中は“時給200円”…ブラックバイトがひどすぎる!

 昨今、「ブラック企業」に続いて一般化しつつある「ブラックバイト」という言葉。過酷な労働や低賃金を強いるアルバイトを指すのだが、近年、増加の一途を辿っているという。

ブラックバイト

※写真はイメージです

「最低賃金法のはるか下をいく待遇が横行しています」と語るのは、首都圏青年ユニオンの神部紅氏。今回、そんなブラックバイトで働く若者たちの中でも、あまりもの低賃金に苦しんでいる人たちの声を聞いた。

“研修中”を理由に時給200円…



「もともと最低賃金レベルだった給料が『研修中』ということで引かれ、時給200円程度に。ネットでいろいろ調べて、正当な賃金を払うよう店長に内容証明を送ったのですが、『お前、何様だ!』とキレられ、さらに労基署に行ったことを知られて『警察に訴えるぞ!』とキレられ……ボクが学生だからなめられていたのかもしれません」(コンビニ・男)

 何の根拠で警察が動くと思っているのだろうか。ここまでの無知は罪だと言ってもいい。さて、お次も根拠不明のペナルティや買い取りだ。

「『おでんを薦めなかった』『声が小さかった』などと注意されたうえ、いちいちペナルティとして罰金を取られる。実質の時給は500円程度に」(コンビニ・男)

お皿を割ったら1枚5000円の罰金…



 買い取りを強要されるケースもたびたび見られる。

「セールのたびにノルマを設定され、達しない分は自腹で買い取らなければならない。お中元、クリスマス、ハロウィン等々……。結局、自腹買い取りは一年中強要される」(スーパー・女)

「制服代、クリーニング代、文具代など、業務に必要なものなのに給料から引かれる」(建設・女)

 実際は「勤務にかかわるすべての経費は、会社に請求できます」(青木氏)とのこと。さらに勤務中のミスや事故も、バイトが責任を負わされてしまう場合もある。

「お皿を割ったら1枚5000円の罰金を請求される」(喫茶店・女)

「家庭教師の日程を生徒の家族に同意してもらって変えたのに、会社は『シフトを勝手に変え、損害を受けた』と80万円の賠償請求をしてきた」(家庭教師・男)

 このケースはミスですらない。低賃金のうえに罰金と、バイトたちは二重に搾取されているのだ。

― 最底辺の職場、「ブラックバイト」に苦しむ若者たち【1】 ―




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