「焼きびたし」が常備食として大活躍!アレンジにはゴマダレもおすすめ
これぞ、夏らしい野菜の食べ方。
むしむしジメジメする季節がやってきました。料理は「爽やかさっぱり系」がおいしく感じるようになり、気がつけば野菜は「生野菜サラダ」ばかり、なんてことはありませんか? それだと、栄養のつまった色濃い野菜や旬の野菜をたっぷり楽しめず……、夏の野菜不足になってしまうことも。
そこで今回は、超カンタンに野菜をたっぷり堪能できちゃうメニュー、「焼きびたし」の作り方をご紹介します。
⇒野菜は何でもOK!
使う野菜にルールはありません。焼いておいしいものであれば、基本的には何でもOK。夏野菜、根菜、きのこ、香味野菜……好きなものを好きなだけ用意してください。
※オススメ野菜
ナス、ズッキーニ、アスパラガス、インゲン、ニンジン、キュウリ、ピーマン、パプリカ、レンコン、カボチャ、しめじ、エリンギ、しいたけ、ミョウガ、新ショウガ、ネギ
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=530960
熱したフライパンにオリーブオイルをたらし、野菜を焼きましょう。オイルを惜しまず、多めに使うことが、おいしく仕上がるポイントです。1種類ずつ丁寧に焼くのも良いですが、ごちゃ混ぜにして焼いても大丈夫。火の通りにくい根菜は、じっくり焼くとほっくり甘く仕上がります。
野菜を浸す「タレ」の作り方は、超カンタン。めんつゆを半分に薄めるだけです。タッパーにタレを作り、焼き上がった野菜を熱いうちに投入。フタをして、冷蔵庫で2時間以上冷やしましょう。この濃度だと、1日以上浸けても味が濃くなりません。ちなみに、意外とオススメなのが、「ゴマダレ」。コクのあるまろやかなテイストを楽しめます。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=530962
はい、これで完成。お好みの器に盛り付けて召し上がれ!
おかかや薬味をトッピングしたり、厚揚げを添えたりして、自分好みのアレンジを楽しみましょう。
そのまま食べるのはもちろんのこと、肉・魚料理のつけ合わせや、冷やし麺の友としてもバツグンに良く合います。とにかく、夏の作りおき常備食として大活躍すること間違いなしです!
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。

(1)材料をそろえる

(2)野菜を切って、オリーブオイルで焼く

(3)焼いた野菜を、「めんつゆ:水=1:1」に浸す


スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12